B+ 仕事を楽しむためのWebマガジン

経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

 
glay-s1top.jpg
インタビュアー 矢部みほ(タレント)
矢部 株式会社Potentialight(ポテンシャライト)さんは、ベンチャー企業に特化した採用コンサルティングと企業ブランディングに取り組んでおられるそうですね。人材を求める企業の採用業務をお手伝いするお仕事、ということでしょうか?
 
山根 はい。私自身が人事の代行兼コンサルタントとしてクライアントの企業様に常駐し、主に中途採用を支援しています。実は、人材紹介会社に求人を依頼しても求職者にご紹介されなかったり選ばれなかったりするベンチャー企業様は数多くあります。その原因の1つが、自社を採用市場においてアピールできていないということなんです。
 
矢部 アピールポイントの魅せ方が上手くないために目立たないベンチャー企業が多いと?
 
山根 ええ。ベンチャー企業は人手が不足している会社も多く、採用担当がいなかったり、社長が人事も兼任していたりすることがあるんです。そうした中で、適切なアピールをするのは難しいですよね。そういった企業様にアピールポイントの魅せ方をブランディングして求職者に選ばれるようにすることが、私どものミッションです。社名の通り、企業様のポテンシャルに光を当てて魅力を引き出していくイメージですね。
 
矢部 求職者は魅力的な会社に出合え、企業も素晴らしい人材と出会える。どちらにもメリットがありますね。具体的に、どうやってブランディングされるのでしょう。
 
山根 まず経営者様からお話をうかがい、会社の特色を引き出していきます。質問項目は、会社の設立背景や事業内容の詳細、社長の思いなど、約15項目。これは、700社以上の企業様を担当してきた経験からブランディングポイントを絞った、独自のフレームワークです。
 
矢部 担当企業700社以上! その15項目は、豊かなキャリアから生まれたブランディングのエッセンスなのですね。万が一、会社に特色が感じられない場合は?
 
glay-s1top.jpg
山根 それが、特色がない会社は1つもないんです。どんな会社にも、設立のストーリーや社長のこだわりといったブランディングポイントが秘められているんですよ。例えば、以前ブランディングを担当したあるシステム開発会社では、よくよくお話を聞くと社長の給料が社員の半分ほどだったんです。
 
矢部 ええっ!? どういうことですか?
 
山根 その社長は、以前務めていた会社の社長に「賞与はいらないから人材費用に使ってほしい」と頼んだそうです。しかし、そのお金は会社のものとされてしまった。そういった社員に対する不義理をしたくないため、自身の給料を減らして社員が望む給料を払っているのだと語ってくれました。そうしたエピソードを聞くと、求職者の方も社長を信頼できますよね。