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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

 
プロフィール 兵庫県出身。学生時代は野球に熱中するも、プロ選手のプレーを見て自身の実力を知り、その道を断念。新たな道としてファッション業界を選び、バッグメーカーに就職した。そこでバッグづくりの企画立案から生産管理、貿易業務、工場経営、卸売営業までこなす。その後、その会社の社長への憧れから、かねてよりの夢だった独立を決断。(株)グラミスワークスを設立した。現在は部下だった胡晴華氏と共に経営にあたっている。【ホームページ
 
 
 
バッグ・財布などの服飾雑貨を企画・製造から販売まで手がける株式会社グラミスワークス。代表取締役の播田雅俊氏は、長年バッグの大手メーカーに勤務し、エネルギーに満ち溢れた経営者の下で、ファッションビジネスの基本から応用まで学んできた。関わる全ての人々への感謝の気持ちを忘れずに、与えられた使命をまっとうしたい──そう語る播田社長の姿勢に、元ボクシング世界チャンピオンの畑山隆則氏も感銘を受けていた。
 
 
 

尊敬する経営者にバッグづくりの極意を学ぶ

 
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インタビュアー 畑山隆則(元ボクシング世界王者)
畑山 バッグや財布など、服飾雑貨の製造・卸・販売を手がけるグラミスワークスさん。今年2017年の7月に起業したばかりだとお聞きしました。おめでとうございます! 播田社長は、どのようなご経歴の方なのでしょうか。
 
播田 私は小学2年生のときに少年野球のチームに入り、大学までは野球漬けの毎日を送っていました。ポジションはキャッチャーで、本当はプロになることを夢見ていたんですよ。でも、大学でプロ入りした選手のプレーを見たときに、「これはモノが違いすぎる」と思ってあきらめました。社会人野球に進む話もあったのですが、それより別の道のプロになって成功しようと考えたんです。
 
畑山 そうして選んだ新たな道が、ファッション業界のお仕事だったんですね。
 
播田 はい。独立するまでバッグのメーカーに勤めました。現在は大手になったそのメーカーは、私が入社した頃は今ほど大きくなくアットホームな会社で。社屋の屋根はトタンで、年商も15億円くらいでした。でも、小さい会社だからこそのやりがいがありましたね。一から自分で企画を立てバッグをつくり、販売先も探してくる。大きな企業でコマになるより、仕事全体の流れを勉強したかった私にとっては魅力的な会社でした。
 
畑山 それに小さな会社のほうが経営陣との距離も近く、様々なことを学べますよね。
 
播田 おっしゃる通りですね。その会社の創業社長は、当時すでに60歳を越えていましたが、毎日朝8時から夜9時過ぎまで仕事をして、週末になると中国出張を繰り返すエネルギッシュな方でした。その会社は現在の弊社と同じように、自社ブランドの製品からOEMの生産まで、バッグについてあらゆる業務を手がけていたんです。
 
畑山 生きる伝説とも呼べるような経営者の下で、播田社長はバッグのビジネスに関する知識と経験を蓄えてきたんだ。その積み重ねが、独立への道を切り開いてくれたのでしょうね。