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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

 
プロフィール 
東野公彦 東京都出身。輸入車最大手のディーラーに営業職として勤務。経験をフルに発揮するため次の道を模索していたところ、ある板金塗装会社のレンタカー事業を手伝うことに。5年ほど勤務して事業のノウハウや会社の経営手法を学び、2013年に独立した。
 
国分大悟 東京都出身。輸入車最大手のディーラーに就職。同社で1年先輩にあたる東野氏と出会った。営業職で10年間活躍した後、家業を継ぐ。その後、アルバイトで手伝っていた東野氏の事業に本格的に参加し、現在に至る。
 
 
 
ベンツ・アウディ・BMWなど高級輸入車を専門に扱うレンタカー会社。それが東京都西東京市のリープレンタカー西東京だ。同社は保険会社やディーラーなどと提携し、事故や修理の際の代車として輸入車を貸し出すユニークなビジネスを手がけている。代表の東野公彦氏とマネージャーの国分大悟氏は、共に大手輸入車ディーラーの営業職出身。新車と同じ気持ちでレンタカーを届け、顧客の笑顔を見ることが何よりの喜びと語ってくれた。
 
 
 

高級輸入車専門のユニークなレンタカー会社

 
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インタビュアー 鈴木尚広(野球解説者)
鈴木 東京都西東京市の輸入車専門レンタカー店、リープレンタカー西東京さん。一般ユーザーへのレンタカー貸し出しではなく、損害保険会社や輸入車のディーラー、自動車工場さんなどと契約をしているそうですね。事故を起こしたときや修理の際の代車として、海外の高級車をレンタルしていらっしゃるとか。とてもユニークなビジネスだと思います。まずは東野代表と国分マネージャーのご経歴を教えていただけますか。25年以上のお付き合いと聞いています。
 
東野 そうなんです。私は1990年から輸入車最大手のディーラーに営業職として勤務してきました。ただ、最後の3年はサービスフロント業務に就くことになったんです。「営業としての力をもっと生かしたい」と、輸入車専門の板金塗装会社を経営していたお客様に相談したところ、自社で手がけていたレンタカー事業を手伝ってほしいとお誘いを受けました。そこで5年ほど修業しレンタカー事業のノウハウや会社の経営手法を学び、別のレンタカー会社の立ち上げに参加した後、2013年に独立しました。
 
国分 私は東野の1年後輩なんです。彼と同じく輸入車最大手のディーラーで10年ほどセールスを続け、一度は実家の仕事を継いだのですが、2015年に、東野の立ち上げたこの会社の事業に参加することにしました。