B+ 仕事を楽しむためのWebマガジン

経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

創業1世紀で若手も多数 
鍛造技術が自慢の鉄工所

 

若手が心地よく働ける会社に

 
glay-s1top.jpg
水野 御社の社員はやはり、ご年配の方が多いのでしょうか?
 
宮地 いえ、ベテラン社員もいますが若手も多いので、平均年齢は40代前半くらいです。
 
水野 それって製造業の中ではかなり若い部類ですよね。老舗企業でも世代交代に悩むところが多い中、品質を維持しながらどう若手を育てているのでしょう。
 
宮地 育てるというより、そもそも労働環境をよりよくしたいと思っている人が、弊社を選んでくれています。給与面で言えば年齢給と技能給があり、特に技能給は明確かつ公平に評価するため、経験年数ごとの5段階評価にしているんです。何年目までにこの段階まで技術習得するとこの額の給与がもらえますよ、と書面で提示して、毎年私と現場責任者とで査定評価しているんですよ。
 
水野 なるほど。目標がはっきりしていれば、自然とモチベーションが高まって、成長できますものね。
 
宮地 はい。ですから与えられた持ち場以外の仕事もできるようになろうと、自発的に行動してくれる社員が多いんです。
 
水野 いいですね。それに、社長がそれだけ社員のことを考えてくれていれば、長く勤められそうです。
 
glay-s1top.jpg
宮地 実際、30代ですでに勤続10年以上の社員もいます。弊社では休みもしっかり取るように推奨していますし、有給を使って車の運転も費用も私が持ち、社員を連れて東京サマーランドへ遊びに行くなどしていますから(笑)。
 
水野 有給でですか。
 
宮地 休まず働いて、「疲れた・・・」なんて嘆くのは好きじゃないので、有給を消化するよう、ふだんから社員にもよく話すんですよ。とはいえ、「社長、2週間アメリカへ旅行に行ってきます!」と突然告げられたのには、驚きましたけどね(笑)。
 
水野 それでも笑顔で送り出したんでしょうね(笑)。仕事と休みのメリハリがしっかりしているのも、社員さんたちにとって働くモチベーションになっているのがわかります。
 創業100年の会社さんとのことで、はじめは昔ながらの体制を維持されているのかと思いましたが、今の時代に即して変化を遂げられていることに、驚きました。鍛造業界でも新しい時代を築かれている会社さんがあるのだと、今日知れて良かったです。ありがとうございました。
 
 
 
 
「仕事を楽しむ」とは‥
平日の5日間、土日に何をしようか考えてワクワクしながら過ごすことです。気持ちも体も、引き締める時と緩める時をつくることで、1週間を心地よく過ごせるんだと思います。5日間働いて、2日間は思い切り遊ぶことが大事ですね。
(宮地大輔)
 
 :: 会社概要 :: 
  ■ 社名 株式会社宮地鉄工所
■ 本社 〒143-0004 東京都大田区昭和島1-1-12
■ 事業内容 熱間鍛造品の設計・製造
■ 設立 昭和23年9月
■ 従業員数 35名
■ 主な取引先 鉄道転てつ装置製造各社/日立オートモーティブシステムズ株式会社/株式会社ホリキリ 他
■ ホームページ https://www.miw-web.jp
 
 
 
 

アーカイブ一覧

分野で選ぶ

バックナンバー

最新記事

話題の記事