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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

 
プロフィール 神奈川県出身。好きな音楽を流し、仲間が気軽に集まれるお店を持ちたいという夢を抱き、社会人第一歩は飲食店に勤務。様々な経験を積む中で、店でお客を待つだけではなく、ケータリング業界に興味を持つように。2012年、TANOJI.incを立ち上げ、現在は主に仕出し弁当のデリバリーや料理のケータリング、スイーツの製造、販売を展開している。【ホームページ
 
 
 
弁当を食べるとき、最もワクワク感が高まるのは、包みをほどき、フタをあける瞬間だろう。このワクワク感を、何よりも大切にしているのが仕出し弁当などの製造販売を手がけるTANOJI(タノジ).incの岡田将弥代表取締役だ。「お客様に喜んでもらいたい」という“思い”が詰まった弁当は、多くの人に感動を与えている。食材選びから包材に至るまで徹底的にこだわりぬく、岡田社長の「思い」をうかがった。
 
 
 

きっかけは「家族との時間を大切にしたい」

 
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インタビュアー 矢部みほ(タレント)
矢部 仕出し弁当やケータリング、スイーツの製造・販売も手がけているTANOJIさん。まず岡田社長の歩みを教えてください。
 
岡田 昔から音楽が好きで、当時流行っていたダイニングバーのようなお店を持ち、好きな音楽をかけて仕事したいと考え、社会人第一歩から飲食業界に入ったんです。いろいろな店で修業をし、2012年に独立しました。
 
矢部 しかし、独立して手がけておられるのはダイニングバーではなく、仕出し弁当のお店です。どのような転機があったのでしょうか?
 
岡田 きっかけは2つ。1つは飲食店として来客していただいたお客様以外にも、料理を提供したかったため。もう1つは妻の妊娠です。子どもの成長を見守りながら家族との時間を大切にしたかったんです。妻の妊娠中の独立ということで、周りには猛反対されましたが(笑)。でも、何としても自分がやりたいことをやるという強い気持ちで押し通しました。おかげさまで今は毎日家族との時間を取れています。
 
矢部 それだけ意思が固かったのですね。思い描いた家族の団らんができていて、何よりです。ところで、「TANOJI」という名前の由来が先ほどから気になっているので、お聞きしたいのですが。
 
岡田 小さい頃、祖父がやっていた鮮魚店の名前が「たの字」だったんですよ。独立にあたり会社名を考えているとき、この名前を引き継ぐことが自分の役割のような気がして、英表記で命名しました。