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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

 
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インタビュアー 畑山隆則(元ボクシング世界王者)
畑山 関西に5つの店舗を構え、成人式や卒業式向けに振袖・袴のレンタルを手がけるTAKAZEN(タカゼン)ホールディングスさん。店内にはキュートでポップなデザインの振袖がたくさん並んでますね! まずは、糸井社長のご経歴を教えてください。
 
糸井 弊社は1977年に父が創業しまして。当時は着物の生地を売る店舗でした。私は次男なので継ぐ気はなく、東京でアパレル会社に就職した後に墓石販売の会社に転職。そちらでは3年連続で全国1位の売り上げを達成するなど、営業として成長させていただきました。
 
畑山 それは素晴らしい! でも、なぜ関西に戻り家業を継いだのですか?
 
糸井 経営が悪化したからです。どうせ潰れるなら自分が頑張ってみようと覚悟して、29歳のときに経営を引き継ぎました。私は今年2017年で49歳になります。3年前までは1日も休みを取ったことがないし、家業を継いでからの5年間は事務所に住み込んでいたんですよ。プライベートの時間を捨てて事業に取り組んだ20年間でした。
 
畑山 そうした努力があったから、他店には真似のできないブランドを確立することができたのでしょうね。事業を振袖のレンタルに特化させたのは、いつ頃ですか。
 
糸井 11年前ですね。当時も今も、ヒョウ柄など特殊な振袖を自社でデザインし店舗に並べているのは当店だけだと思います。最初のうちは反感を買うこともあったものの、最近、ようやく業界でも認知されてきました。
 
畑山 ゼロからここまでのものをつくり上げる、糸井社長のアイデアと行動力には脱帽ですよ。ぜひ事業に取り組む際のポリシーを教えてください。
 
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糸井 お客様の笑顔を絶対に裏切らないことですね。スタッフに指導しているのは、まず、目の前のことをきっちりとやり遂げること。また、どんなことでもいいからナンバーワンを目指す意欲を持つことです。
 
畑山 糸井社長がお客さんと真摯に向き合っているのが伝わりますよ。ところでTAKAZENさんの事業は、今後フランチャイズ展開を予定しているとお聞きしました。
 
糸井 いずれは私も経営から離れる時期がきます。そのとき、私についてきてくれたスタッフたちの居場所を確保するために、FCでのれん分けをしておきたいんですよ。それに、弊社の振袖を仕立ててくれたメーカーさんにも、もっと発注して恩返しをしたいんです。