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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

 
プロフィール 佐賀県出身。北九州大学を卒業後、宝石商や準公務員として働いた他、金融会社で様々な経験を積んだ後、製造業向けの派遣会社に就職した。営業部に所属し、ノウハウを学ぶ。その後、別の建設業向けの人材会社に転職した。その中で、取引先や派遣スタッフなど、同時期に3人から独立を勧められたことをきっかけに独立開業を決意。2013年8月に(株)エンジニアパートナーを興した。【ホームページ
 
 
 
近年、日本の建設業は衰退しつつあると言われている。その一因として技術者不足が挙げられるだろう。多くの企業が頼みの綱としているのが人材派遣会社だが、実は派遣会社も人材不足に頭を悩ませているのが現状だ。こうした状況を憂慮し、主にプラント業界向け技術者の育成に力を注いでいる派遣会社がある。神奈川県川崎市に拠点を構える株式会社エンジニアパートナーだ。同社の取り組みは、求人者・求職者双方の注目を集めている。
 
 
 

取引先やスタッフに勧められて独立

 
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インタビュアー 名高達男(俳優)
名高 エンジニアパートナーさんでは人材派遣業務を手がけておられるそうですね。田中社長は、派遣業界でのキャリアは長いのですか。
 
田中 15年ほどになります。製造業向けの派遣会社と、建設業向けの派遣会社で経験を積んだ後、独立しました。この会社を設立したのは2013年の8月です。
 
名高 独立を決意されたきっかけは何でしょう。
 
田中 取引先や派遣スタッフなど、3人の方から同時期に独立を勧められたことが直接のきっかけです。それ以前から、派遣業界のあり方に疑問を抱いていたこともあり、自分の考えを形にしようと考え、起業しました。
 
名高 3人もの方から勧められるとは、独立すべき時期だったということなのでしょう。ところで、田中社長が抱いていた疑問とは?
 
田中 例えば、派遣会社では、派遣スタッフの採用にコストをかけることを嫌うことが多いんです。また、スタッフがスキルアップや資格取得を望んでも、講座や研修受講などの費用は個人負担なのが一般的。つまり派遣会社は、自らスタッフの資質を高めようとせず、ある程度の技術を持つ経験者のみを採用し、右から左に派遣することを好む傾向にあります。