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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

 
プロフィール 大阪府出身。大工に現場監督と、建築業に従事してきた父の背中を見て育つ。自身も建築業界を目指すため、高校を卒業後は大工の見習いとして修業を開始。厳しい親方のもとで、旧来からの職人としての基礎を身につけた。32歳で独立後は、同業者間のつながりも活用して、様々な施工を手がけている。経験に裏打ちされた高い施工力は、工務店はもちろん、施主からも評価されており、得意先も多い。【ホームページ
 
 
 
淀川区を中心に、大阪市内で住宅や店舗の増改築にリフォーム、雨漏り修繕、外壁塗装など、あらゆる施工を手がけている建築業タナカ。特長は、ただ型通りの施工をするだけではなく、施工開始後も施主からの要望や現場の状況にフレキシブルに対応できること。こうした対応が可能なのは、田中雅啓代表に35年以上におよぶ豊かな大工経験があるからこそだ。今では希少となった技術も持つ田中代表に、詳しい話をうかがった。
 
 
 

修業時代に基礎を徹底して習得

 
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インタビュアー タージン(タレント)
タージン 内装や水回り、外構にエクステリア、店舗のリフォームなどを手がける建築業タナカさん。田中代表は、この道一筋35年というキャリアをお持ちだそうですね。
 
田中 はい。大工や現場監督をしていた父の影響で、高校を卒業してすぐ大工の修業に入りました。7〜8人の職人を抱える大所帯の会社の中でも、1、2を争う腕利きの大工に弟子入りしたんです。
 
タージン 私は田中代表と同年生まれなので、察しがつきます。「技術は見て盗め」という指導スタイルで、厳しかったでしょう?
 
田中 ええ。「本来なら教える義務はない」と言われたことを覚えています(笑)。そんな中で親方について基礎を学び、「墨付け」という木材を加工するための目印をつける作業もさせてもらうようになって、大工としての腕を磨いていきました。
 
タージン 加工済み木材が増えた現在は、墨付けができる職人さんは少ないと聞きます。
 
田中 旧来からの技術を現場で学んだのは、おそらく私の世代が最後でしょうね。
 
タージン だからこそ、田中代表の経験は貴重ですよね。