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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

企業とメーカーを橋渡し 
ものづくりを高効率化

 

協力メーカーは大切なパートナー

 
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水野 これまでのお話を総括すると、御社は製造業でありながら、マネジメントやコーディネートが業務の主体と言えそうですね。
 
仲村(和) はい。ものづくりを行う会社のホームページを見ていると、よく「短納期でも対応します」とか、「困ったときには何でもご相談ください」などといったキャッチコピーを目にすることがありますが、いざ相談をもちかけると、短納期の案件には対応できない、相談しても良い返事が得られないメーカーが少なくありません。だからこそ、取引先も困って弊社に相談してこられますし、その気持ちに応えるため、私たちもベストを尽くしているのです。
 
水野 時には無理難題もあるでしょう。それでも期待に応え続けるためには、協力メーカーとも良好な関係を築いておかなければなりませんね。
 
仲村(和) はい。弊社では協力メーカーを下請ではなく、大切なパートナーだと位置づけています。だからこそ、メーカーにとって不利益なことはしたくないんです。例えば、いつも見積もりだけお願いして実際には発注しないということになれば、メーカーの信頼は得られませんよね。逆に、設備が稼働していないときにボリュームのある仕事を発注することができれば、信頼関係を築くことができます。実際、リーマンショックの影響で仕事が減り、設備が3割程度しか稼働していないメーカーがありました。弊社がそのメーカーに発注したことで約9割の設備が稼働するようになり、同社の経営者の方からは未だに「あのときはお世話になった」と感謝してもらっています。
 
水野 今後は、会社をどのように育てていきたいと考えておられますか。
 
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和教氏と共に取締役を務める兄の昌之氏(右端)
仲村(和) マニュアルのない仕事ですので、後継者を育てるのが難しいものの、父の“イズム”を、私や兄の子どもに伝えていきたいと考えています。とは言え、私の子どもも、兄の息子もまだ幼いので引き継ぐのはまだまだ先。子どもたちが大きくなったときに、「お父さんたちの仕事はすごい」「おじいちゃんのつくった会社はすごい」と思ってもらえるような会社にしておきたいですね。
 
 
 
「仕事を楽しむ」とは‥
手の届かない目標はつくらないことですね。背伸びをすれば届く目標をたくさんつくり、達成していく。多くの達成感や実績は、自信と成長につながります。この積み重ねこそ、仕事を楽しむことにつながるのではないでしょうか。
(仲村惠子)
 
 :: 会社概要 :: 
  ■ 社名 有限会社M.D.S
■ 本社 〒310-0853 茨城県水戸市平須町1828-1125
■ 事業内容 旋盤加工品・マシニング加工品・金型プレス品・樹脂成型品全般・鍛造・焼結・鋳物加工品・アルミダイカスト加工品・光造形および粉末造形品・歯車加工品全般・電子部品全般の取り扱い/各種熱処理・表面処理/金型設計および製作/各種治工具設計および製作
■ 設立 平成12年5月
■ 従業員数 6名
■ ホームページ http://www.mdsgroup.cc
 
 
 
 

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