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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

モノと笑顔をつなげ 
世界中の人々に幸せを

 

ダイヤモンドに魅せられ、単身アフリカへ

 
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山本 アフリカまで行って自ら買い付けをなさっているとは! よほどの情熱と行動力がないと、できないことだと思います。
 
 振り返れば、幼い頃から野心に溢れていました(笑)。父親からはずっと「自分で仕事をつくりなさい」と言われて育ったんです。
 
山本 いい言葉だなぁ。お父様の影響もあって、独立心が旺盛な少年になったんでしょうね。起業したのは何歳くらいの頃だったんですか?
 
 1996年、23歳のときです。ユーズド品の家財道具の買取販売業としてスタートしました。当時は、リユースはおろかリサイクルという言葉すら広まっておらず、「古道具屋さん」という認知のされかたでした。同業他社も周りになかったので、「絶対にこんな商売うまくいかない」とよく言われたものです。しかも、十分な資金や専門知識もない状態での船出でした。それで、電話帳で手当たり次第に調べて大阪のある店に頭を下げてお願いし、運営手法や仕入先を教えていただくなと、少しずつノウハウを身につけていったんです。新しいことへ貪欲にチャレンジする意欲だけは、今も何一つ変わっていません。
 
山本 試行錯誤しながら経験を積まれてきたのですね。多くのご苦労もあったことと思います。
 
 起業して3年ほどは大変でした。でもそれ以降は、今思えば、時代が追いついてきたといいますか、世間でリサイクルショップが認知されはじめたこともあり、なんとか軌道に乗せることができました。取扱商品の充実に伴い、店舗拡大や多店舗展開など事業拡大でき、2004年からは宝石・貴金属、ブランド品、高級時計なども取り扱うようになったんです。
 
山本 高社長が始めた事業に、世間の動きが追いついてきたわけだ。海外での事業は、どのような経緯でスタートされたのでしょう?
 
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 ダイヤモンドの原石に好奇心を抱き、36歳のとき、世界でも有数のダイヤモンド鉱山がある、南アフリカのキンバリーを訪れたことが始まりです。リュックを背負い英語のガイドブックを手に、南アフリカ以外にも、ジンバブエ、ボツワナ、コンゴ、ケニアなどアフリカ各地を巡った末、タンザニアで原石の買い付けに成功しました。その結果、幾度か足を運ぶうちに、人とのつながりも生まれ、2015年にタンザニアにおいて現地法人「Right-On Trading(ライト・オン・トレーディング)」を立ち上げました。今後はリユース事業分野においてアフリカナンバーワンカンパニーを目指します。
 
山本 すごい行動力ですね! 30代半ばというと、人生を歩むうえでの足場も固まり始め、新しいことをしたくても二の足を踏みがちだと思うんです。そうしたしがらみを振り切るくらい、宝石にかける思いがあったんですね。