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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

 
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インタビュアー 山本隆弘(元バレーボール選手)
山本 企業の資金繰り改善と事業再生を請け負う株式会社SME(エスエムイー)経営さん。まず和田賢(わだ まさる)社長の歩みからお聞きします。ご出身はどちらですか?
 
和田 京都生まれの京都育ちです。大学は神戸、最初の就職も大阪だったので関西から出たことがないんですよ(笑)。
 
山本 商人の街で社会人の第一歩を踏み出されたということですね。職種は何だったんですか?
 
和田 証券会社の営業でした。当時はネジなどをつくる中小企業の社長と関わることが多かったですね。その後、建物管理業と情報通信業の会社で、社長のサポートをする、いわゆる“番頭”として2年ほど勤めまして。そこで会社再建に携わった経験が現在の仕事にも活きています。それからコンサルティング会社に8年ほど勤務し、3年前の2014年に独立しました。
 
山本 ホームページを拝見して、「弁護士から見放された会社も再生させる」というお言葉に和田社長の仕事に対する心意気を感じました。
 
和田 弁護士は、ときに会社を続けたい社長の思いとは裏腹に破産手続きを勧めてくることもあります。でも、社長にとって会社は我が子のようなものだと思うのです。私は社長のそういった思いを何よりも大切にしたいんですよ。
 
山本 なるほど。具体的にはどのようなことをされるんですか?
 
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和田 まず現状をきちんと知るためにお困りごとを全てお話ししていただきます。もちろん決算書などの書類も見せていただきます。特に重視しているのは資金繰りです。中にはご自身の失敗談を話しづらいと感じて、真実を打ち明けられない方もいらっしゃいますので、かなり細かくヒアリングさせていただいています。
 
山本 確かに自分の失敗は話しづらいですよね。それに、強い信念を持った社長も多そうです。考え方を変えてもらうのが難しいこともあるのでは?
 
和田 それでもたくさん話をして信頼関係を築いていくしかないんです。私は、同じ失敗を繰り返すのが“社長”で、過去の失敗を糧に改善することで同じ過ちを繰り返さないのが“経営者”だと思っています。つまり、社長を経営者に変えていくお手伝いをするのが私の仕事です。