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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

 
プロフィール 東京都出身。建物同士の接合部分に用いて地震などに備える金属製のエキスパンションジョイントカバーの専門会社に入社したことを機に建築業界へ。その後、金属工事業で幅広い経験を積み、2017年5月に独立。建築金物の製造・販売・施工を行う(株)デフプランを設立し、現在に至る。日本金属工事業協同組合では情報委員会委員長および理事を務めた経験を持つ。
 
 
 
建築金物を扱う金属工事業の道で経験を積み、大きな資金を必要とすることから難しいとされる独立にあえて挑戦し、株式会社デフプランを設立した江田克紀代表取締役。建築業28業種のどれにも入らない、しかし、なくてはならない建築金物の製造・販売・施工で確かな技術、提案力を発揮している。そんな江田社長に、建築金物とはいかなるものか、そして仕事のモットーなどについて語ってもらった。



金属製部品や構造物を加工し取り付ける
 
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インタビュアー 山川恵里佳(タレント)
山川 デフプランさんでは建築金物の製造・販売から施工までを手がけていらっしゃるとうかがいました。とはいうものの、「建築金物」が一体どんなものを指すのか、イメージできないのが正直なところです。
 
江田 おわかりにならないのも無理はありませんよ。私どもが属している建築業界は、一般に28業種──解体業を含めると29業種に分類されていて、実はそれで全てをカバーできているわけではなく、建築金物、あるいは金属工事とも呼ばれる弊社の仕事も、この業種分けに入っていないんです。
 
山川 まずもって、建築業が30近い業種にわかれていることにびっくりしました! つまり、建築金物とは、それだけある業種のどれにも当てはまらないわけですね?
 
江田 ええ、金属を扱う業種ならいくつもあるんですけどね。私どもは、現場でよく「金物屋さん」と呼ばれます。何をするかというと、例えば、金属屋根などの工事をする板金業者さんは、現場で金属板を切ったり曲げたりしますが、弊社はそういうことをほとんどしません。工場でつくった金属製のもの──ステンレスやアルミニウム、スチール製のパーツを現場に持ってきて、建物に取り付けるのが主な仕事です。実は、皆さんがよく目にしたり、手で触れたりするようなところについているパーツを手がけているんですよ。
 
山川 今のお話で少し、イメージが絞れてきた気がします(笑)。