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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

心を励ます障害児支援 
保護者の負担減にも尽力

 

子どもたちが楽しく安心できる居場所を

 
タージン 確かに、自分の話に耳を傾けてくれる聞き手がいると心強いものです。
 
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真山 ええ。心理学を学んだ結果、心を病んでいる人、精神的にしんどいと感じている人は、切実に自分の話を聞いてほしいと思っているのだと痛感したんです。そして、人の話を聞く行為がどれほど大事なことなのかを再認識できました。私が大切にしている「聞く心」です。
 
タージン それは、障がいを抱えた子どもたちにも必要なことなんでしょうね。
 
真山 その通りです。私はもともと子どもが大好きですけれど、この仕事を始めたきっかけは本当に偶然でした。たまたま友人が運営している児童デイサービス、放課後等デイサービスの施設を見学に行ったんです。子どもたちの澄んだ瞳とあまりの愛おしさに一瞬でやられてしまい、子どもたちの居場所をつくってあげたいという気持ちが沸いてきたんです。
 
タージン でも、実際に始めるのには苦労もあったことと思います。
 
真山 もちろん、私の力だけではできませんでした。見学を勧めてくれた友人の後押しや、夫と息子、母に兄弟、他にもたくさんの方たちの励ましや協力に支えられて、どうにかスタートできました。本当に感謝しています。
 
タージン 周囲の支えがあってこそ、事業がスタートできたわけだ。ホームページを拝見すると、一般的な学習指導以外にも非常に幅広い支援をしているようですね。
 
真山 はい。送迎も行っていますし、土日・祝日のお預かりも可能です。これは、スタッフがいつも頑張ってくれているおかげですね。素敵なスタッフに恵まれているんです。また、基本姿勢として、私を含む心理カウンセラーがお子さんとご両親、特にお母さんの心に重きを置き、しっかりと寄り添った支援をと考えています。
 
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タージン 真山代表は心理プロカウンセラーと箱庭療法士としての経験と知識をお持ちですから、子どもたちだけでなく、お母さんにとっても頼りになる存在でしょうね!
 
真山 ありがとうございます。生きにくい子どもたちが伸び伸びと過ごせるだけでなく、育てにくい子どもさんの子育てや家事などで大変な思いをしているお母さんたちにも、ここで気持ちを吐き出して心のデトックスをしていただきたい。そんな場所でありたいと願っているんです。お母さんの笑顔が子どもたちは大好きですから・・・。
 
タージン お母さん方も息抜きできる場所に――というのは、大賛成です。子どもの世話は全て親が責任を持ってするべきと考える人もいますけど、私は、子どもを必要に応じて信頼の置ける人や場所に預けるのは、少しも悪くないと思っています。これからは、子育てを社会全体で担っていく視点がもっと重要になってくると思いますし。
 
真山 同感です。そのためにも、この施設「さくらんぼ」に信頼を持っていただくことが大切だと思っています。