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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

 
プロフィール 東京都出身。粘着加工メーカーに25年間勤める中で、研究職と営業技術職を経験。その後は外資系の企業に4年勤め、退職する。業界から退こうと考え、約300社に挨拶回りをしたところ、多くの人から引き留められた。さらに方々から仕事を依頼されるようになったことから、2014年に(株)オフィス・エースを設立。シールやラベルの開発、開発支援を手がけている。【ホームページ
 
 
 
商品のパッケージに貼るシールやラベルなど、粘着製品の開発や技術コンサルティングを手がける株式会社オフィス・エース。代表取締役の野崎聡氏は、かつて長年従事した業界を去るために、全国の会社へ挨拶回りに出た。しかし、退くことを惜しむ声や仕事を頼みたいという声が多かったことから、起業を決意したという。現在も技術と営業、双方の経験を活かし、世の中に新しいシールやラベルを送り出すべく、日々邁進している。
 
 
 

引退を惜しむ声で開業

 
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インタビュアー 名高達男(俳優)
名高 商品のパッケージなどに使うシールやラベル、粘着剤の開発と技術コンサルティングを手がけるオフィス・エースさん。野崎社長は業界一筋だそうですね。ご経歴をお聞かせいただけますか。
 
野崎 私はもともと粘着加工メーカーに25年間在籍していまして、そのうち半分は研究開発、残り半分は技術サポートを行う営業技術に従事してきました。その後は外資系の会社に転職し、4年後に退社したのを機に、仕事にひと区切り付けようと思いまして。最後のご挨拶をするため、それまでにいただいた5000枚の名刺を手に、4ヶ月かけて全国のお取り引き先を300社ほど訪ね歩きました。その際に「辞めるなんてもったいない!」「うちの仕事を手伝ってくれ」という、ありがたいお言葉をたくさんいただいたんです。そうした声にお応えしようと、最初のうちは無償で技術アドバイスをしていました。でも次々とお客様からのご紹介が続く中で、「無償ではもったいない」と言われるようになったので、3年前の2014年に弊社を設立することにしました。
 
名高 人とのつながりが財産となり、今があるのですね。周囲から求められての起業なら、それだけやりがいもあるでしょう。ところでラベルや粘着剤というのは、商品をつくるメーカーが自社だけで開発しているのだとばかり思っていましたが、違うんですね。
 
野崎 はい。自社で全て製造できるのは一部の大手だけで、中小のメーカー様はパッケージやラベルの開発を、例えば印刷会社といった加工会社に依頼するんです。私の仕事はそういった加工会社と協力して、メーカー様に高品質のシールや粘着剤をご提供することなんですよ。ところで名高さん、このスマホにはどれくらいの数の粘着剤が使われていると思いますか?
 
 
 
 

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