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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

 
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インタビュアー 石黒彩 (タレント)
石黒 エイウッドKS(ケイエス)経理さんは、記帳代行や経理業務など、企業から会計関連の仕事を請け負うのがお仕事だそうですね。いかにも専門職という感じです。八木社長はその道一筋なんですか?
 
八木 いえ、今は会計のスペシャリストに負けないだけのサービスを提供できますが、ここに至る歩みは全く一筋じゃないんです。この会社を立ち上げる前は、大手の電機メーカーにシステムエンジニアとして勤務し、主に公共事業のプロジェクトリーダーをやっていました。
 
石黒 なんと、SEさんだったんですか。大幅な方向転換にはどんな理由があったんでしょう?
 
八木 弊社で共に働いている友人から誘われたのが、最初のきっかけです。私自身も「いつか起業したい」と思っていたので興味を持ちまして。でも、二つ返事で安易に乗っかるのではなく、勝算はあるのか、どういう順番でステップアップしていけばいいのかなどを、とことん考え尽くすことにしたんです。それで最初は、事業を続けていける根拠となり得るデータを集め、紙に書き並べることから始めました。
 
石黒 さすが元プロジェクトリーダー! 用意周到ですね。それで、勝算ありと判断されたわけですね?
 
八木 はい。会計の専門家は、学生からいきなり士業の資格を得て開業する方が多数派です。そういう方々は数字には強いけれど、クライアントの事業そのものを深く理解するには、少し社会経験が足りないこともありますよね。でも、私には大きな仕事をしてきた経験があります。また、税理士さんに限って言えば、自らセールスに動いている方の割合が全体の2割にも満たない、という調査結果があるんですよ。
 
石黒 え、営業しないんですか?
 
八木 店舗を構えて、電話をひたすら待つスタイルなんです。それなら、数億円規模のプロジェクトに立ち上げ段階から関わって完成に導いてきた自分が参入し、どんどん営業もかけていけば十分勝算はある、と確信しました。
 
石黒 なるほど。とはいえ、SEからいきなり転身するのは大変そう。
 
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八木 そうですね。そのため、まず準備として大手の会計事務所でしばらく経験を積む必要がありました。でも、簿記2級の資格か、実務経験1年以上のどちらかが必要という採用条件があったんです。私にはどちらもなかった。簿記2級資格の勉強をしましたが、試験に落ちてしまいまして。しかしそうなっても大丈夫なように、即戦力になり得る事務処理のスキルと経験を、別の士業関連のアルバイトを通じて身に着けておいたんです。それが簿記2級相当の知識と併せて評価され、採用いただくことができました。
 
 
 
 

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