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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

トリミングから育毛まで 
極小の泡で毛穴を清潔に

 

“好き”を突き詰め、マイクロバブルを開発

 
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マイクロバブルによって皮膚病が改善。左が施術前、右が施術後
藤川 いやぁ、それがそうでもなかったんですよ。なにしろ、事業をスタートさせたばかりの頃は、効果に対して半信半疑の人が多かったですからね。獣医師の先生方にも「泡で皮膚病が改善するなんて、あり得ないでしょ」と言われました。でも今は、アメリカのトリミングサロンなどでもマイクロバブルをお使いいただいていて、その効果を知った方々から「アメイジング!」という声がたくさん寄せられているんです。
 
 画期的な技術というのは、やはりはじめは世の中に受け入れられにくいものなのかもしれませんね。それにしても、今や海外でも使われているなんて、着実に普及しているんだな。そんなシステムを開発した、藤川社長のご経歴が気になります。
 
藤川 私はもともと企業に勤めていて、その頃は人生を会社のために使うのは当然だと思っていました。でも40歳を超えた時、「自分が本当にやりたいことはなんだろう?」と疑問が湧くようになったんです。そこで管理職だったにも関わらず会社を辞め、図書館に通って様々な本を読みました。1年後に気付いたことは単純で、小学生の頃から熱帯魚の飼育が趣味で「熱帯魚のことなら何でも知っているのだから、これで起業しよう!」ということでした。それで実際に会社を立ち上げたんです。
 
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 ということはもしかして、マイクロバブルの開発は熱帯魚がきっかけだったのですか?
 
藤川 そうなんです。当初は水槽の水草を大きく育てるため、水に炭酸ガスを効率的に溶かすには、どうしたらいいかを研究していまして。その中で泡を小さくすればするほど、炭酸ガスが水によく溶けることに気付きました。そしてちょうどその頃、たまたま立ち寄った動物病院の先生から、犬の皮膚病がなかなかよくならないという話を聞いて。そこで「1度、マイクロバブルで洗ってみましょうか」とご提案して実行してみたところ、効果が現れたんです。その時に「これで皮膚病を早く、安く改善することができれば、捨てられる犬が減って社会貢献にもなるんじゃないか。もっと改良しよう!」と思い、挑戦を続けました。
 
 開発には、そんな背景と思いがあったんですね。今ではもう、言わずもがな動物への効果は実証済みです。それを今度は人間のために使うなんてことは?
 
 
 
 

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