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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

 
プロフィール 栃木県出身。兄が鳶の仕事をする姿に憧れ、学校を卒業後、すぐに鳶職の世界に入る。兄と同じ会社に入り半年経験を積んだ後、別会社に転職するも、20歳の時に会社の社長が突然退任。残された社員で再起するため、株式会社山上建設を設立した。現在は十数名のスタッフと共に、足場建設を中心とした様々な事業に取り組む。【ホームページ
 
 
 
栃木県で足場建設を手がける株式会社山上建設。高層マンションなど高所作業を得意とする同社は、鳶の中でも特に高い安全意識を求められる。そのための対策として、若き代表取締役の山上卓也氏は、社内で定期的に安全集会を開いたり師弟制度を設けたりと、工夫を凝らす。その他にもスタッフの絆を強めるため、社内で様々な機会を設けている山上社長。その情熱は鳶という仕事へのプライドと、仲間に対する厚い信頼が支えていた。
 
 
 

20歳の若さで起業

 
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インタビュアー 比企理恵(女優)
比企 栃木県上三川町で、足場建設を手がける山上建設さん。山上社長はモデルのようなイケメン、しかも今年2017年で24歳という若さだそうで驚きました! 今日はまず、山上社長のご経歴から教えていただけますか。
 
山上 私は学校を卒業後、すぐに鳶の仕事を始めました。というのも、兄が以前から鳶職をしていて、その姿を見る度に「かっこいい」と思っていたんです。それで、兄がいた会社に入り、半年ほど修業をしました。その後は別の会社に移り、経験を積んでいたのですが、20歳の時に、その会社の社長が突然いなくなってしまったんですよ。
 
比企 それはまた・・・大変でしたね。一体どうやって乗り切ったのでしょうか。
 
山上 もともと「いつかは独立したい」という思いがありましたし、自分を含め3人の職人が取り残されてしまった状況を見て、「私がしっかりしなければ!」と思ったんです。それで腹をくくって別会社を起業しました。
 
比企 えっ、ということは、早くも20歳で独立したわけですか。まだお若いうちにいろいろと背負われるなんて、ご苦労も多かったでしょう。
 
山上 そうですね。現場では18歳の頃から職長をしてきたものの、経営にはまるで無知でしたから。でも、鳶の仕事を一緒に始めた友人がずっとついてきてくれていて、創業時から弊社の専務を務めてくれているんですよ。時に友人で時に部下でいてくれる、専務の存在があったからこそ、ここまで頑張ることができたのだと思います。