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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

ロッククライミングで
人生に喜びを見いだそう

 

クライミングは自分との闘い

 
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向井 私はもともと愛知学院大学の山岳部にいましてね。でもすぐに山登りより岩登りに傾倒するようになったんです。ロッククライミングを始めて2年目の20歳の時には、第1回東海学生岩登り競技会で優勝しました。そこまでクライミングに熱中したのは当時、付き合っていた彼女と別れることになってしまったからなんですよ。それで一念奮起して「5年後か10年後には、5、600mの岩壁に素手で登ってやる!」と決意。まだ誰もたどり着いたことのない前人未到の山に登ろうと、何度も海外遠征を繰り返してきました。
 
矢部 失恋をバネに、そんな大きなチャレンジを決断するなんて、すごいですね。そこから、ロッククライミングスクールを始めたのはいつ頃なのですか?
 
向井 1982年に、おそらく日本初のクライミングスクールを東京で開始しました。そして1993年に個人事業でロッククラフトを創業し、法人化したのは2001年のことです。
 
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施設内には巨大な壁があちこちにあるため、思う存分練習できる
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矢部 じゃあ最初のスクールを始めて今年2017年で35周年、ロッククラフトさんを法人化して昨年で15周年を迎えられたんだ。そうすると、まだ日本にロッククライミングが浸透していない頃から普及に努めてこられたと。すごいなぁ。ようやく時代が追いついてきたってわけですね。それだけ長年ロッククライミングに注力してきた中で、向井社長はどんなことを大事にしてこられたのでしょうか。
 
向井 岩と闘うのではなく、自分の信念と闘う気持ちを持つことです。
 
矢部 おお! でも人生には、自分の信念と闘って負けてしまうこともありますよね。
 
向井 たとえそうだとしても、自分に負けることを恐れるより、チャレンジしない人生を歩むことのほうを恐れるべきだと思いますよ。「私にはできない」ではなく、「私にもできるかもしれない」という意識を持つことが大事です。
 
矢部 そういう意識を持てたら、体だけでなく精神も鍛えられますよね。
 
向井 もちろんです。誰かがやった通りにただその後をなぞるのではなく、「ここからあそこまで登るには、どうすればいいんだろう」と自分の頭で考えて計画する。そうやって達成していくことが、ロッククライミングの醍醐味なんですよ。
 
 
 
 

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