B+ 仕事を楽しむためのWebマガジン

経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

 
プロフィール 和歌山県出身。大学卒業後、22年間、スポーツクラブでトレーナーを務め、幼児から高齢者まで幅広い年代の利用者に接した。より親身に人に尽くしたいとの思いから、「おそうじ本舗大宮吉敷店」を立ち上げ、ハウスクリーニング・オフィスクリーニングの事業を展開。前職で身につけたコミュニケーション能力などを活かし、行き届いたクリーニングサービスを行っている。【ホームページ
 
 
 
家庭や会社、店舗などから依頼を受けてクリーニングを手がけている、おそうじ本舗大宮吉敷店。エアコンや換気扇、水回り、カーペット、ガラス、蛍光灯といった手入れしづらい部分を要望に合わせて掃除してくれる。そして、清々しい気持ち、得をした気持ちにさせてくれるのだ。「マイナスからゼロに戻し、さらにプラスアルファを」と中谷敏宏代表は語る。付加価値のあるクリーニングサービスとは何か? 詳しくうかがった。
 
 
 

人に尽くすためのハウスクリーニング事業

 
glay-s1top.jpg
インタビュアー 川﨑麻世(タレント)
川﨑 ハウスクリーニングやオフィスクリーニングを手がけておられる、おそうじ本舗大宮吉敷店さん。エアコンやキッチン、水回り、フロア、カーペットなど、幅広い部分の掃除に対応されているそうですね。はじめに、中谷代表のこれまでの歩みを教えてください。
 
中谷 私の前職は、スポーツトレーナーでした。スポーツクラブでグループレッスンやトレーニング相談、健康指導などを行っていたんですよ。20年以上働いた後に独立を決意してスポーツクラブを退職、当店を開きました。
 
川﨑 20年以上ですか! 長い間続けたお仕事をやめるには、覚悟が必要だったでしょう。なぜ独立を考えられたのですか?
 
中谷 会社という組織に所属しているとお客様の要望に素早く対応できない場合が多く、ジレンマを感じていました。そのとき気付いたのは、自分がお客様を第一に考えているということ。もともとスポーツが好きで前職に就いたのですが、「スポーツが好きだから」ではなく「誰かの役に立ちたくて」仕事をしている自分を再発見したんです。惜しみなく人に尽くすには独立しかない、と思いましたね。