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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

 
プロフィール 東京都出身。大学卒業を控えた4年の冬からイタリアに留学し、中部トスカーナ地方などで約3年間、本場の料理を学ぶ。帰国後、自家製のパスタソースと麺の通信販売を開始。顧客の熱心な要望に応えてレストラン開業を決意し、2013年、地元・小金井市にリストランテ「ラ・コメディア」を開いた。本格イタリアンのレシピに、日本育ちの好みを素直に反映させた、柔らかい味が信条。
 
 
 
もともと好きなことは仕事にしないつもりが恩師の紹介を受けたことから方針転換し、イタリアに料理留学。その後、東京・小金井市にリストランテ「ラ・コメディア」を開いた鴨下洋一朗代表。一軒家を改装した店内には、個室にテーブルが1つだけ。そのため、家族連れもゆったりくつろぐことができ、喫煙もOKな特別な空間だ。自分の味を真摯に追求する鴨下代表に、これまでの歩み、今後の目標などをうかがった。
 
 
 

就職難で思い立った料理留学が人生の転機に

 
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インタビュアー 原田龍二(俳優)
原田 ラ・コメディアさんはイタリア料理のお店とうかがってきました。この一軒家を利用した店舗は、もし知らずに前を通ったらレストランだって気付かないんじゃないかな。まさに隠れ家ですね。
 
鴨下 内装を改装してどうにか個室1室の飲食店という体裁にしましたけど、当初は畳にちゃぶ台がある、ただの居間でしたから(笑)。ひと目でイタリアンレストランとわかるようにするなら、建て直さないと無理ですね。外見の“らしさ”よりも、店内の居心地の良さを優先した結果、こうなりました。1室だけですから、お子様連れのご家族の他、喫煙者の方も、他のお席を気にせずくつろいでいただけます。
 
原田 それはいいですね! 鴨下代表は、もともと料理人志望だったんですか?
 
鴨下 実は、大学では経済学を学んで、普通に会社で働くつもりだったんです。ところが、ちょうど就職難だったこともあり、かなり苦戦しまして。そこで、たまたまゼミの恩師の知り合いに、イタリアへの料理留学をあっせんしている会社の人がいると聞き、紹介をお願いしたんです。
 
原田 じゃ、イタリアンを選択したのも、たまたま?
 
鴨下 ですね(笑)。留学先がフランスだったら、フレンチの修業をすることになったかもしれません。料理は大学時代から始めて、「案外おもしろいな」と思っていた程度でした。でも、地味な作業も全然苦にならないし、つくったものを誰かにおいしいと言われるとシンプルに嬉しかったんですよ。結果的によい道を選んだなと思います。
 
 
 
 

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