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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

 
プロフィール 熊本県天草市出身。歌謡番組の全盛期に少年時代を過ごし、作詞家を志望する。放送作家から転身した作詞家を勝手に師匠と妄想し、単身上京。放送作家の事務所に飛び込んだ。2002年に独立後は、バラエティやドラマ、報道、ドキュメンタリー番組の他、舞台演出も手がけるなど活動の幅を広げた。2011年に(株)ドーンマジックを設立し、現在は地域のためのイベント企画の他、飲食店も運営している。【ホームページ
 
 
 
2013年から、毎年日本各地で開催されている『リアル桃太郎電鉄』。人気テレビゲーム『桃太郎電鉄』と実際の鉄道をリンクさせたこの参加型のイベントは、多くの集客を誇り、地域やメディアからの注目も集めている。その催しを手がけているのが、株式会社ドーンマジックだ。放送作家歴20年以上の横山龍太代表取締役をはじめ、現役放送作家がそろう異色集団は、カフェの運営など形態を問わず、日々遊び心溢れる仕事を仕掛けている。
 
 
 

熊本から上京し、修業を経て放送作家に

 
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インタビュアー 水野裕子(タレント)
水野 ドーンマジックさんは、テレビ・ラジオ番組やイベントの企画・制作の他、メディアを通した地域活性化事業を手がけられているそうですね。横山社長は、放送作家としてのご経歴が20年にもなるとか。ぜひその歩みをお聞かせください。
 
横山 私が高校生の頃は歌番組が全盛期で、当時活躍していた作詞家に憧れていましてね。その中に放送作家出身の方が多くいるとわかり、熊本から上京して放送作家の事務所に入ったんです。でも入ったものの仕事はなく、クイズの裏取りといった仕事を5、6年続ける中で365日図書館に通い詰め、一生分の知識を叩き込みました(笑)。温かいご飯がやっと食べられるようになったのは、27歳くらいから。それまでは月給5万円いけばいいほうでした。
 
水野 月給で5万! 作家さんの下積みは辛いと聞いてはいましたが、それほどとは知りませんでした。
 
横山 いや、全く辛くはないんです。周りにそんな仲間がいっぱいいましたし、タダで芸人さんやタレントさんとお話できて、楽しいお仕事なんだっていう気持ちが勝っていましたから。ただ、収入がついてこなかったために生活できない現状が迫ってきており、「この生活があと1年続いたら辞めよう」と考えていたところ、とんとんと運よく指名で番組のオファーが舞い込むようになったんですよ。
 
水野 良いタイミングで風向きが変わったわけですね! そこからドーンマジックを設立されたのには、どんなきっかけが?
 
横山 東日本大震災がきっかけでして、起こった時に「いつか私の地元もなくなってしまうんじゃないか」と大げさながらに思ったんです。それならフットワーク軽く動けるうちに、生まれた故郷と一緒に歩んで行くお仕事がしたいと思い、会社を設立しました。
 
 
 
 

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