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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

 
プロフィール 埼玉県出身。小学校時代に父親が買ってきたパソコンでプログラミングを習得。高校時代には、中学生の弟と共に、保険会社のソフトフェア更新業務を担当する。その後も兄弟でWebサイト制作業を手がけた。震災による仕事減少を機に、先端技術研究開発事業に方針転換し、(株)モノリスワークスを設立。ハッカーの世界大会で入賞した技術を買われ、大手企業やWebサービスのセキュリティ診断・侵入テストも行なっている。【ホームページ
 
 
 
難峰に登るとき、最も重要なのは先発隊だ。彼らが安全な経路を確保することで、アタック隊は心おきなく頂上を目指せる。株式会社モノリスワークスは、いわばテクノロジーの先発隊といえるだろう。VRをはじめとする最先端のテクノロジーやデバイスを彼らが徹底的に研究することで、私たちは技術の恩恵を受けられる。何気なく便利に過ごす我々の裏で、今日も彼らは未来を見据えて奮闘しているのだ。
 
 
 

先端技術が秘めた可能性を解き放つ

 
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インタビュアー 宮地真緒(女優)
宮地 最先端技術の研究開発をするモノリスワークスさんにお邪魔しています。映画で見るような機器がたくさんありますね。ん、これは漫画『ドラゴンボール』に登場する装置、スカウター!?
 
吉村(孝) 似ていますよね? これは米グーグル社が開発したグーグルグラスというデバイスなんです。こんなに小さいのにネット接続や動画、写真の撮影など、一般のスマートフォンと同様のことができます。米国では爆発的に普及し社会現象にまでなりました。
 
吉村(賢) そしてその進化版といえるのが、こちらのデバイスになります。これはホロレンズと言いまして、米マイクロソフト社が開発しました。2016年9月時点で、日本にはまだ20台くらいしか存在していないと言われていたものです。ホロレンズのすごいところは、出した物体に触れたり周辺を認識したりできること。これまでのデバイスはせいぜい平たい画面に情報や映像を投影するだけしかできなかったので、これは画期的な進歩と言えます。例えば、ゲーム中のボールを現実の壁に当てて跳ね返らせたり、現実のテーブルの下に魔法のアイテムを隠したりもできるんですよ。
 
宮地 そういった機能があれば、もっとおもしろくなると思うゲームが、いくつも浮かびますよ。
 
吉村(賢) ゲームの幅は確実に広がりますね。でも、私たちの役割はそこだけに限りません。 ARと呼ばれる拡張現実やVRと呼ばれる仮想現実をはじめとした先端技術について深く研究し、技術デモを作成したり、知見を使って導入や展開戦略のアドバイスをしたりすることなんです。