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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

 
プロフィール 大阪府出身。18歳当時はフィリピンで仕事をしていたが、大工を目指すために帰国。建設会社で働きながら現場のノウハウを積み、23歳で1人親方として独立した。26歳の時に親方を辞め、仕事の幅を広げたいとの考えから、建築士の資格の勉強に励むようになる。苦労の末、一級建築士を取得し、一級建築士事務所 ハナハウス(株)を起業。大工と建築士の両方の視点を活かし、現場主義の仕事に努めている。【ホームページ
 
 
 
理論的な視点から設計図を作成する建築士と、現場で培った技術力で、設計図を建築物へと組み立てる大工。どちらも特殊な技能を必要とし、一流になるには長い年月が必要となる。その双方の視点を持つ人物がいるとすれば、これほど心強いものはない。一級建築士事務所 ハナハウス株式会社の相川太祐代表取締役は、まさにそんな人物の1人。あらゆる角度から建築に向き合う相川社長の手にかかれば、家づくりの可能性は大きく広がる。
 
 
 

1日20時間の勉強の末、一級建築士に

 
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インタビュアー タージン(タレント)
タージン 一級建築士事務所ハナハウスさんは、事務所兼店舗としてNatural Country(ナチュラル カントリー)というブランドで支店も出されているとのこと。まずは相川社長のこれまでの歩みを教えていただけますか?
 
相川 もともとはスキューバダイビングのインストラクターを目指してフィリピンに滞在していたのですが、かねてから興味のあった大工を目指すために帰国しまして。18歳から建設会社で修業を始め、23歳の時に1人親方として独立しました。
 
タージン おもしろいご経歴ですね。それにずいぶん若くして親方になられたんだ。そこからさらに、一級建築士も目指そうと思われたのは、なぜでしょうか。
 
相川 大工の仕事を続けているうちに、依頼された設計図通りに組み立てるだけでなく、自ら設計も担当してみたい、と思うようになったんです。そこで26歳で親方をいったん退き、設計事務所に勤めました。
 
タージン 建築士になるべく、一から勉強することを決意されたわけですね。でも、資格の取得は狭き門と聞きます。
 
相川 二級建築士は働きながら取得できたものの、やはり一級となると、専念しなければ厳しいですね。なので1年間の休みをいただいて、妻のサポートのもと、1日20時間の勉強に励みました。
 
タージン 20時間! 想像ができないくらいの時間ですし、「1年で取得するぞ!」という意志があったからこそ、奥様も支えてくださり成し得たことなのでしょうね