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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

 
プロフィール 京都府京都市出身。子どもの頃に通っていた小児科で、医師の仕事に憧れ、その道を志す。しかし、高校卒業後から自分の生き方に悩み始め、滋賀大学在学中にお笑い芸人を目指すことに。その後、紆余曲折あり、医師になるべく国立大分医科大学(現・大分大学医学部医学科)や京都大学大学院医学研究科で勉学や研究に励んだ。京都大学医学部付属病院・京都桂病院の小児科勤務を経て、2016年10月に「みずしま小児クリニック」を開設。京都桂病院看護学校の非常勤講師も務めた。【ホームページ
 
 
 
京都市中京区にある「みずしま小児クリニック」。院長の水嶋康浩氏は子どもの頃から医師を目指していた。しかし、高校卒業後に「人生をどう生きるべきか」に悩んだ末、お笑い芸人のビートたけし氏が率いる「たけし軍団」に入ろうとしたこともあるという。現在は詩を愛し、「言葉の魔術」で子どもたちを治癒する試みを続ける他、大人の診察にも対応するなど、小児科の枠に収まらない活躍をしている。「地域の健康を守りたい」と語る水嶋院長の仕事観に迫った。
 
 
 

「たけし軍団」に入ろうとした大学時代

 
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インタビュアー 原田龍二(俳優)
原田 今年、2016年10月に京都市中京区にオープンした「みずしま小児クリニック」さん。このたびは開院おめでとうございます! まずは水嶋院長が医師を志したきっかけからお聞きしたいです。
 
水嶋 子どもの頃の私は病弱で、よく小児科に通っていました。そこで診てもらっていた先生に憧れて、将来は医師になりたいと思ったんです。もう1つの理由は、人に言うのも恥ずかしい話なんですよ。でも申し上げますと、小学生のときに放送されたテレビドラマ『赤い疑惑』という作品で、大ファンだった山口百恵さんが白血病の患者さんを演じていたんです。彼女を救うため奮闘するのが医大生役の三浦友和さんでした。私は、このドラマを見て三浦友和になりたくなったんですよ(笑)。自分が医師になれば、百恵さんを助けることができると純粋な気持ちで信じたんです。
 
原田 なるほど(笑)。その純粋なお気持ちを原動力に、本当に小児科医になられたわけだ。水嶋院長の人生は思い描いた通りに進んだようですね。
 
水嶋 いや、そうでもないんです。医師になりたいという気持ちはありました。しかし、高校を卒業する頃「どう生きるべきか」に悩み、卒業後に図書館に通って本ばかり読むようになりましてね。結局、大学は医学部ではなく経済学部に入りました。ところが、2ヶ月間もある夏休みの間に、暇なこともあって、また人生について考えるようになってしまうんですよ。それで突如、「たけし軍団に入ろう!」と思い立って東京へ向かいました。
 
 
 
 

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