B+ 仕事を楽しむためのWebマガジン

経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

 
プロフィール 長野県出身。大学卒業後はシステム開発会社に就職し、企業の受発注システムなどのビジネス向けソフトの開発を行う。8年ほど勤め、転職。システムエンジニアとしてキャリアアップを重ね2012年に独立し、(株)woodsmallを設立した。現在はアプリ開発に力を入れ、主力の電卓アプリは、全世界で累計300万ダウンロードを記録している。【ホームページ
 
 
 
スマートフォン向けの自社アプリを開発する、株式会社woodsmall(ウッズモール)。代表取締役の小林高志氏は、自分に合った仕事を消去法で選び、結果としてシステムエンジニアの道に進んだという変わり種だ。ユーザーの反応を直に知ることができるアプリ開発と出合い、動画クリエイターやカメラマンとしても実績を積み独立した小林社長。300万ダウンロードを達成した電卓アプリを始め、今後も意欲的に作品をリリースすると語ってくれた。
 
 
 

消去法で選んだシステムエンジニアの仕事

 
glay-s1top.jpg
インタビュアー 矢部美穂(タレント)
矢部 スマートフォン用アプリの開発や、Webサイト制作などを手がけていらっしゃるwoodsmallさん。小林社長ご自身がシステムエンジニアだとうかがいました。いつ頃から、この道を目指されていたんですか?
 
小林 実は、エンジニアを選んだのは消去法だったんですよ。私はもともと人と会話をするのが、あまり好きではありませんでした。数字が苦手なので経理なども向いていません。そうやって考えていくと、システムエンジニアぐらいしか進む道がなかったというわけです(笑)。
 
矢部 ええっ! それが理由でこの業界に?
 
小林 はい。大学を卒業後、システム開発の会社に就職しエンジニアになりました。
 
矢部 でも、こうして小林社長とお話ししていると、とても人と会話をするのが苦手な性格とは思えませんよ。
 
小林 今は営業も得意ですし、話をすることも苦にならなくなりました。しかし、当時お会いしていたら、きっと今とは違う印象を持たれたと思いますよ。
 
矢部 想像がつきませんね(笑)。最初に就職した会社ではどのような業務を?
 
小林 企業の受発注システムなど、ビジネス用システムの開発が中心でした。でも、この仕事も最初のうちはあまりやりがいを感じられなくて。おもしろいと感じられるようになったのは、3年ほど経ってからでした。
 
矢部 何がきっかけで、おもしろいと思えるようになったのでしょうか。
 
小林 技術を身に付けることができて、つくりたいシステムを自在につくれるようになったからでしょうね。ただ、仕事への意欲が高まったわけではありませんでした。同期の社員に負けたくないという気持ちはありましたが、仕事とは趣味の料理やカメラを楽しむためにするものだ──という意識のほうが強かったんですよ。