B+ 仕事を楽しむためのWebマガジン

経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

 
glay-s1top.jpg
インタビュアー 川﨑麻世(タレント)
川﨑 今日は図面制作ソフトのCADスクール、建築図面の制作、リフォームという3つの事業を手がける3A(スリーエー)さんにお邪魔しています。宇田川社長は建築業界一筋とうかがいました。女性として苦労することも多かったのでは?
 
宇田川 そうですね。高校卒業後すぐに建築業界で働き始めたところ、当時は今以上に男性中心の業界だったので、悔しい思いをたくさんしました。その後、一級建築士として男性以上に成果を出しても評価されなかったり、子どもの看病で半日休むだけでも白い目で見られたり・・・。当時は女性に対するバックアップ体制が今ほど充実していなかったので、女性が建築業界で活躍するのは難しかったと思います。
 
川﨑 そうでしたか・・・。それは辛い経験をされましたね。そんな風潮はなくさなければいけないと僕は思いますよ。
 
宇田川 本当にそう思います。私が独立したのも「建築業を女性が活躍できる業界にしたい」との思いからです。そのために当初は子どもを育てながらも、フリーランスとして活動していました。
 
川﨑 育児をしながらフリーで働くのは、大変だったのでは?
 
宇田川 想像以上の大変さでした。ほどなくして2人目も生まれたので、2人を抱っことおんぶしながら図面を描いたり、寝かしつけながら布団の中でパソコン作業をしたりの毎日で・・・。でもどんなに辛くても、たとえ収入が全て保育料などに消えても、絶対に仕事はやめないと決意していました。数年休めば、技術面などで取り残されてしまうと感じていたからです。
 
glay-s1top.jpg
会社に飾られている住宅の模型
川﨑 僕も撮影現場に子どもを連れていくなど、育児と仕事の両立を経験したので、大変さは痛いほどわかります。当時は「なんで自分だけこんな苦労を・・・」と思う瞬間もありました。でも乗り越えたことで、確実に強くなれた。思えば人生のトレーニングのような期間でしたよ(笑)。宇田川社長もそうした苦労を乗り越えてきたからこそ、今があるのでしょうね。
 
宇田川 ええ、私も「苦労した分は、倍の喜びになって戻ってくる」と思っています。というのも、最終的には3人の子育てと仕事を両立するうちに、だんだんと周囲の方々の私への見方も変わるようになりまして。「3人も育てながら働くなんてすごいですね」と、男性と同じ仕事をした場合に、より高い評価をもらえるようになりました。
 
 
 
 

アーカイブ一覧

分野で選ぶ

バックナンバー

最新記事

話題の記事