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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

 
プロフィール 大阪府出身。浴衣や法被等の販売業を営む家に生まれる。20代からバーを皮切りに様々な飲食店を経営。その後は広告代理店やビジネスコンサルティング会社の経営も手がけた。次に化粧品会社の経営を経験したのを機に、理美容業界へ。2016年7月には発毛関連の事業を手がける(株)Dr.リボーンを設立した。【ホームページ
 
 
 
男性・女性を問わず人生に影を落とす“薄毛”の悩み。その治療のため、低周波と近赤外線発毛システムを組み合わせ、育毛・発毛に効果的な「G-NEXT HAIRマシン」を活用し独自の溶剤でシステム化したのが、株式会社Dr.リボーンだ。CEOの松尾孝之氏は、このマシンを導入した直営店やフランチャイズで発毛サロンを展開。事業を通し、女性の地位向上や理美容師の自立支援にも挑む。医療とサロンの融合を目指す松尾社長の取り組みについて聞いた。
 
 
 

20代で経験した店舗経営と借金

 
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インタビュアー 畑山隆則(元ボクシング世界王者)
畑山 Dr.リボーンさんでは、発毛・育毛効果を発揮する独自のシステムを開発・販売されている他、発毛サロンの多店舗化もされているそうですね。まずは、松尾社長のご経歴をお聞かせください。
 
松尾 私の実家は、浴衣や法被を販売する衣料店を経営していました。私は長男なので、周囲から「いずれは家業を継ぐ」と思われていましたし、自分でもそのつもりだったんです。しかし高校2年生の時、突然父が「もう商売を辞めて引退する」と言いましてね。
 
畑山 突然ですか、それは驚いたでしょう。
 
松尾 ええ。店を継ぐつもりで勉強なんてろくにしていなかった分、本当に驚きました(笑)。その後、しっかり勉強していた周囲の友達は、金融関係の仕事などに就いて、良いお給料を稼ぐようになっていましてね。それを見て、「それなら私は、自分より優秀な人を部下にすることもできる、社長を目指そう!」と思ったのです。
 
畑山 なるほど、それで若い頃から起業を志すようになったんだ。社会人の第一歩としては、どんなお仕事を?
 
松尾 18歳で働き始め、毎日朝3時から働いて貯金をつくりました。それで23歳の時には、その貯金を元手にバーを開いたんです。ところが、店を地元につくったため、飲みに来るのは友達ばかりで肝心のお金をちっとも落としてくれない(笑)。そして2年後には、多くの借金を抱えるようになってしまいました。
 
畑山 貯金をはたいて開店したのに、多額の借金なんて・・・。その苦境を一体どうやって脱したのでしょう。