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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

 
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インタビュアー 鈴木啓太(サッカー元日本代表)
鈴木(啓) ヒューマンクラッチさんは、香水をメインに化粧品の販売・輸出入を行っているとうかがいました。
 
鈴木(友) はい。電子機器のメーカーで働いた後、たまたま香水の販売代理店に就職しまして。商品発送や営業を行ううちに、興味を持ち始めました。その後、香水ビジネスを本格的に手がけている企業に転職したんです。そこで経験を積んで、2013年に弊社を起業しました。以来、香水を扱う仕事に携わり、今年2016年で香水業界は22年目になります。
 
鈴木(啓) それだけの知識と経験をお持ちなら、独立をなさる気持ちもわかりますよ。
 
鈴木(友) それと、自分の出身地である埼玉県の浦和で、いつかは仕事がしたいという思いもあったんです。
 
鈴木(啓) なるほど。でも、日本では香水って高級品のイメージが強くないですか? 敷居が高いと感じている人も多いと思います。
 
鈴木(友) 長年の経験から言うと、香水に興味がある方とない方の比率は半々ですね。しかも啓太さんが言うように、どちらかと言えば高級な嗜好品として考えられているので、香水よりも安く買える別の商材が売れているんです。例えば香りが特長的なミストやボディクリーム、洗濯用柔軟剤等がそれに該当します。でも私の中では、「香りを出すアイテムと言えば香水だ」という感覚が日本人の潜在意識の中にあるはずと考えていました。
 そこで、前の会社で働いていた頃、日用品のように手頃な値段で買える香水の販売をしてみたんです。ドバイで仕入れた16種類の香水を1000本ずつ仕入れ、680円で販売しました。半年で完売すればと思っていたところ、なんと、1ヶ月半で売り切れたんですよ。
 
鈴木(啓) それはすごい! 香水を安価で売ればビジネスチャンスにつながると考え、それを実行されたと。

鈴木(友) はい。安価であれば、それまで高価な香水を使っていた方でも、香水に初挑戦したいと思われる方でも、トライアル的な感覚で使っていただきやすいと考えました。
 
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多種多彩な香りを低価格でラインナップしている
鈴木(啓) それにしても、どうすれば低価格の商品を世に出せるんですか?
 
鈴木(友) アラブ首長国連邦、いわゆるUAEは、香水など香りに対して優れた文化を持つ国でして。同国の大都市、ドバイで製造すると材料費が抑えられます。もちろん、香りのもととなるエッセンスは、あくまでもフランス製、ドイツ製にこだわりますけどね。弊社の場合、680円での商品販売が可能になりました。