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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

 
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インタビュアー 矢部美穂(タレント)
矢部 本格ナポリピッツァが味わえるという、ピッツェリア タッカートさんにお邪魔しています。まずは、石島オーナーシェフと諏訪シェフ、お2人の出会いから教えてください。
 
石島 バイト先の料理店で出会いました。2人とも当時は20代前半で、飲食の世界で生きていくために修業を積んでいたんです。その後、別々のイタリア料理店で働いていたところ、27歳のときに「一緒にイタリアに旅に出ないか」と諏訪に誘われまして。
 
矢部 もしかして、イタリア料理をさらに極めるために、旅を計画したんですか?
 
諏訪 いえ、もっと軽いノリで計画しました(笑)。「自分たちはイタリア料理の修業をしているのに、イタリアに行ったことないじゃないか」と思ったんですよ。
 
石島 「確かに」と思い、即答で賛成しましたね(笑)。どうせ行くならイタリア中を回りたいと考え、お互い100万円ずつ資金を貯めて、3ヶ月間バックパッカーとして生活しました。
 
矢部 「軽いノリ」なんておっしゃいましたけど、すごい行動力ですね! イタリアで、特に印象に残った場所はどこですか?
 
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石島オーナーシェフと共に店を営む諏訪孝穂シェフ(左)
石島 ナポリです。観光客が多いローマやミラノと違って、ナポリの南部まで行くと地元の人しかいないんですよ。俗っぽい所もあり、逆にそこが気に入って2~3週間ほど滞在していました。特にピザの専門店であるピッツェリアの庶民的な雰囲気に心を惹かれたんです。
 
矢部 日本では一般的にイタリア料理というと敷居が高いイメージもあるから、ピッツェリアに興味を持たれたわけですね。
 
石島 そうです。現地の人にとってのピッツェリアは、日本人にとっての食堂のような、気軽な気持ちで行ける場所なんですよ。
 
諏訪 その食堂のような空気感を、日本のピッツェリアでも実現できないかと考え、2人で出店を決意しました。帰国後6年間の修業を積み、2016年に地元・栃木でこの店をオープンしたんです。