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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

 
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インタビュアー タージン(タレント)
タージン 地域通貨の電子マネーサービス「まちco」の開発者でもある、ヘルぷらスの田鍋代表にお話をうかがいます。田鍋代表は、どのような経緯でこのサービスを考案なさったのですか?
 
田鍋 私は京都市内で10年ほど、タナベ接骨院という接骨院を開業しています。柔道整復師として患部の治療に特化した施療をしているため、近年は整体やマッサージのサロンに押され気味でしてね(笑)。主義を曲げずに集客を図る方法を模索するうちに、この悩みは、多くの個人商店の方が抱えている悩みと同じであると気が付きました。現在、京都にある300ほどの商店街のうち、活気ある商店街は3つ程度なんですよ。
 
タージン 僕も日本中の商店街からイベントで呼ばれますので、よくわかります。趣があって良い商店街も、賑わいに欠けていますよね。もっとお客様を呼び込まなくてはいけません。
 
田鍋 そこなんです。個人商店も接骨院も大々的に宣伝する必要があるのに、そのための資金の捻出は厳しいというのが実状。ならば、資金をかけずにみんなで一緒に集客を図る方法はないかと考え、おもしろいことを思いついたんです。接骨院や薬局などの医療関連ビジネスは、リピーターで成り立ちます。施療や薬品購買のたびにお客様にポイントを発行していけば、ポイントを貯めたいお客様が集まりますよね。そのポイントを医療機関の支払だけでなく、地域の商店街でも使うことができたら、個人商店の方たちは潜在顧客を増やすことができるわけです。お店を知ってもらうためのポータルサイトを活用すれば、より宣伝効果も出てきます。
 
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タージン お客様を融通し合う仕組みになりますね。「売り手よし、買い手よし、世間よし」の三方よしで、まさに近江商人の鏡のようなサイクルです。
 
田鍋 ただし、医療機関がポイントを発行することは法律で禁止されているため、ポイントは第三者が発行する仕組みを整える必要があります。また、ポイントカードにすると店舗ごとの発行となり複雑なので、商店街共通で使える電子マネーをつくり、クレジットカードのように運営していく。例えば、私が施療の際に1円として換算される1ポイントをお客様に発行したら、電子マネーの協賛商店から1円の供託金をいただく、という仕組みです。
 
 
 
 

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