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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

 
プロフィール 兵庫県出身。大学卒業後は、損保会社に約4年間勤めた。その後転職し、地元豊岡市に戻る。鞄のファスナー金具を取り扱う企業に入社し、約6年間の経験を積んだ。現在代表を務める(株)ウインビーでは、企画提案を含めた、天然繊維素材・化学繊維素材・合成皮革素材の卸売り業をメインに事業を展開。ニーズに合った商品提案で顧客から絶大な信頼を得ている。【ホームページ
 
 
 
鞄や雑貨、小物に使用する生地の卸売り業を手がける株式会社ウインビー。30年の歴史を持ち、鞄や雑貨に使用する生地に関するエキスパート的な存在でありながらも、その代表取締役を務める野澤勝憲氏は新しいものを“創造”することに積極的だ。現状に留まることなく、常に新たな発想で顧客を魅了する同社。その背景には、どういった思いがあるのだろうか?  野澤社長に、熱い思いを語ってもらった。
 
 
 

挫折を乗り越え、生まれた事業の形

 
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インタビュアー タージン(タレント)
タージン ウインビーさんは鞄や雑貨、小物に使用する生地の卸売り業を手がけていらっしゃるとお聞きしました。野澤社長はこの業界に携わって長いのでしょうか?
 
野澤 2016年で、もう37年になりますね。社会人としてのスタートは損保関係の仕事で、4年間ほど経験を積んだ後に地元に戻ってきました。その後、鞄に使用するファスナーや金具を扱う会社に入社したんです。その会社には6年ほど在籍し、多くの経験を積ませていただきましたよ。そして、1987年にウインビーを立ち上げ、鞄のボディとなるナイロン、綿、ケミカルレザーといった生地の卸売りを始めたんです。
 
タージン なるほど。ウインビーさんを立ち上げてから、もう30年ほどになるんですね。ここまで順調な道のりだったのでしょうか?
 
野澤 苦労した時期もありましたね。もともとはメーカーに在庫を卸すだけ、作業のように仕事をこなしていましたから、同業他社が増えるにつれて値崩れを起こすようになりました。既存の事業形態では商売にならず、業績も残せないという事態が続き、当初は15人ほどいた従業員も、3人くらいまでに減らさなければいけないような状況でしたよ。
 
タージン それは非常に苦しい時期だったでしょうね。そこからいかにプラスの方向へと転換していったのか気になります。