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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

 
プロフィール 東京都出身。理髪店を営む家に生まれる。高校卒業後、サーフィンを続けながら「なんとなく」で美容師の専門学校に入学するも、就職を経ていつしか天職と思えるように。29歳の時、東京都文京区に美容室Perpanasを構え独立。6年後には沖縄へ移住し、その6年後には再び文京区で店を営んだ。その後はバリで1年半暮らし、日本へ帰国。現在は再び店舗を文京区に移転し、顧客満足度の高いサービスを提供している。【ホームページ
 
 
 
理髪店のスタイルを取り入れ、1対1の完全マンツーマンで施術を提供しているPerpanas。代表の入江信人氏が施術の際に大切にしているのは、“顧客の真意”を捉えることだ。会話で顧客の要望を引き出し応えるだけでなく、20年以上におよぶカット技術で「朝起きて、すぐ出かけられる髪型」に仕上げてくれる。そんな入江代表のスタイルに惚れ込み、長い付き合いのある顧客も多い。会話する美容師として、人に幸福感を提供する入江代表。常に物事への追求を続ける人は、いくつ年を重ねても、魂は若いままである。
 
 
 

1対1の会話が楽しめる美容室

 
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インタビュアー 照英(タレント)
照英 今日は美容室、ペルパナスさんにお邪魔しています。室内にはスタイリングチェアが1脚しかないし、聞きなれない店名も気になるなぁ。どんな意味があるのでしょうか?
 
入江 インドネシア語の造語で「陽の当たる場所」という意味です。お客様にこの場の雰囲気や私との会話を楽しんでもらいたくて、「訪れる全ての方々の生活に暖かな陽射しが降り注ぎますように」という思いを込めて付けたんですよ。ちょっと笑える話をしたり、悩みにアドバイスをしたり、そうすることでお客様に笑顔でお店を出て行ってもらいたい。スタイリングチェアを1脚しか用意していないのも、お客様と1対1で向き合うためです。  

照英 髪だけでなく、心もスッキリできる美容室なんだ。良いコンセプトですね。それにしても、シャンプーからカット、何から何まで全て1人で担当するのは大変ではないですか?
 
入江 効率的ではないですからね(笑)。でも、実家が理髪店で一人ひとりのお客様を大事にしていたからか、美容室の流れ作業のやり方がずっと疑問だったんです。なので美容室のアシスタント時代から「1席だけの美容室をつくる!」と同僚に宣言していました。周囲からは呆れられていましたが(笑)。
 
照英 へぇー、理髪店のやり方に影響されて、今のスタイルになったんだ。ご実家が理髪店なら、この道を志したのも早かったんですか?