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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

 
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インタビュアー 城彰二(サッカー元日本代表)
 キズナさんでは、ベトナムから日本に来た留学生の生活をサポートする事業をされているそうですね。ゼン社長もベトナム出身だとか。来日のきっかけや創業のいきさつを教えてください。
 
ゼン 私は、ベトナム北部のバクニンという町で生まれ育ちました。ある時、学校で受けた授業で日本が経済的に発展していると知って、「その理由を日本で学び、ベトナムの発展に貢献したい」と思ったのです。それで2005年に来日しました。その後は2012年に東京国際大学を卒業して、まず、ベトナムに留学をサポートする会社を設立。そこでは、日本行きを考えている若者に日本の文化や言葉を教えていました。そして翌年、日本で当社を創業したのです。
 
 ゼン社長ご自身が留学を経験されてからの設立だったわけだ。言葉が通じない見知らぬ国で暮らすのって本当に不安だし、大変ですよね。僕もスペインのチームに移籍した時は、今まで簡単に伝えられていたことが伝えられなくなって、苦労しました。買い物に出た時なんて、道に迷って帰れなくなったこともありますし(笑)。ベトナムから日本に来た留学生が、一番戸惑うのはどのような点でしょう。
 
ゼン やはり、言葉の壁が大きいですね。城さんがおっしゃったように、相手の言っていることが理解できないうえに、自分が言いたいことも上手く伝えられない。それはとても苦しいことです。
 
 ゼン社長は、その壁をどうやって乗り越えてこられたのですか?
 
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ゼン 自分から心を開き、言いたいことを一生懸命伝えようと努力する。その姿勢があれば、わかってもらえることに気付きました。そうやって、日本人の友達をたくさんつくってきたことで、日本語も上達したのです。
 
 最初は言葉が上手く話せなくてもいいから、とにかく伝えるための努力をするって大事なことですよね。ところで、ベトナムと日本では、生活習慣もだいぶ違うのではないですか。
 
ゼン はい。きちんと並んで電車に乗るとか、時間を守るとか、日本に来て驚いたことは多かったですね。そうした文化の違いがある中で、外国人が暮らしていくのは本当に大変です。そこで当社では、ベトナム人留学生に住まいやアルバイト先を紹介する、といったサポート事業を行っているのです。
 
 
 
 

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