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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

 
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インタビュアー 水野裕子(タレント)
水野 こちらは「六甲数英ゼミ step by step」という屋号で、学習塾を展開されているそうですね。粟飯原正尚(あいはら まさたか)代表は、昔から教育業界に携わってこられたのですか?
 
粟飯原 実は、この業界に進む前は、長くシステムエンジニアとして働いていたんですよ。でもどうしても「先生になりたい!」と思い、そこから教員免許を取得。教員試験の倍率は50倍もある時代でしたが、生徒を自分の夢に向けてバックアップする立場になりたいという夢を叶えることができました。
 
水野 IT業界が盛り上がった時代に、あえて夢を選ばれたのが素晴らしいですね! 社会人になってから勉強を始めたというのも、またすごいです。
 
粟飯原 それだけ私に多大な影響を与えてくれたのは、代々木ゼミナールのカリスマ英語講師として名高い、西谷昇二先生でした。高校・浪人時代、そして大学に入学をしても3年間、代ゼミに通い授業を受けていたほどで、大学の授業より真剣に受けていたと思います(笑)。初めて西谷先生の講義を受けた時、雑談で「夢を持つことの大事さ」を語っていたのが、衝撃的でした。大の大人が「夢」ですからね。それで「先生」という夢を叶えるに至ったんです。ここまで色濃く影響を受けた人は、私の人生において後にも先にもいません。
 先生がよく言っていた言葉に「in dreams begin the responsibilities」というものがあります。これはイギリスの詩人、ウィリアム・イェーツの引用で「夢の中で責任が始まる」という意味で、夢が決まった時点から夢に対する責任が生まれる、ということを表しているんです。水野さんは、人生で影響を受けた人はいらっしゃいますか?
 
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水野 具体的な方はいませんが、私もこれまでいろいろな方の言葉を参考にしてきました。でもいっぽうで、タレントという職業柄、自分の芯やキャラクターも大切にしています。番組で発言する時も、自分が納得できるコメントを自分らしく言うようにしているんです。最近になってようやく、タレントとしての自分が確立されてきたような気がしますね。それまでは、誰に対しても良い顔をすることが多かったんです。
 
粟飯原 私も水野さんと同様に、昔は八方美人でした。でも西谷先生に出会ったことで取り繕っていたものが崩れて、私に夢を持つ自信を与えてくれたんです。