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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

国際コンクール入選の
極上バイオリン工房

 
 
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川﨑 ところで、バイオリンを1台つくり上げるには、どれくらいの時間がかかるものなんでしょうか。
 
髙田 修理や調整の仕事を進めながらになりますので、目安として3~4ヶ月ほどの製作期間をいただいていますね。
 
川﨑 すると、最も日常的な業務というのはやはり修理や調整ですか?
 
髙田 そうですね。バイオリンの弦や弓毛は消耗品なので、必ず定期的に交換します。全てが木材でつくられている楽器のため、気候の影響をもろに受けてしまいますので、音色の調整もこまめに行う必要があるんですよ。
 
川﨑 演奏者が求める理想の音色を実現するのは大変そうだなぁ。
 
髙田 お客様と会話を重ね、どのような音色を求めているのか、上手に聞き出すことが大切です。演奏者が求めている音を再現してこそ調整という作業。職人が勝手に調整して終わりでは職人の独り善がりになってしまいますので、当店は完全予約制にし、お客様とのコミュニケーションを密にするよう心がけています。
 
川﨑 コミュニケーションが大事というのは、製作と調整のどちらの作業でも言えそうですね。
 
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髙田 ええ。バイオリン職人は、バイオリニストがいて成り立つ仕事。演奏者と信頼関係を結び、良い演奏ができるようサポートするのが役目です。
 
川﨑 まさに二人三脚ですね。中には、遠方からバイオリンの調整に来る方もおられるのでは?
 
髙田 ありがたいことに、東京から定期的に通って来られるお客様もいらっしゃいますよ。
 
川﨑 そういうお客様が多いと、バイオリン職人としてやりがいを感じるでしょう。
 
髙田 「髙田さんの調整で、いい音になりました」と言っていただけると、嬉しいですね! 私は2016年現在、バイオリン職人になって18年が経ちますが、仕事が楽しいので休みがなくても苦にならないんですよ。ストレスはゼロのままです(笑)。
 
川﨑 バイオリンの製作は厳しいお仕事だと思っていました。でも、髙田社長の工房はアットホームな雰囲気に包まれています。ストレスがないとお聞きし、納得です(笑)。これからも次々と名器を生み出し、極上の音で私たちを感動させてください。僕も楽しみにしています!
 
 
 
「仕事を楽しむ」とは‥
仕事をしていて、ストレスを感じることがありません。私自身がまず楽しむことで、お客様にご満足いただける仕事につながるのだと思います。
(髙田博史)
 

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