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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

 
プロフィール 東京都出身。学業修了後は大手ホテルに就職し、幅広い経験を積む。退職後はイベント会社に約8年勤務。その間に知人の誘いを受け、不動産業界の道へ進むことを決意。2016年に独立を果たし、ハウスガーデン(株)を設立した。カフェのように気軽に入れる店を目指し、不動産の売買仲介をメインに、買い取り、賃貸仲介なども手がけている。【ホームページ
 
 
 
従来の不動産店の多くは、顧客を迎えるうえでかしこまり、重々しく閉鎖的なイメージがある。そんな中、気軽に入れるカフェのような実店舗を構えるハウスガーデン株式会社。それは“家”を中心とするのではなく“家族”に重きを置いた住宅を提案したいという、新井慎吾代表取締役の思いが反映されたスタイルだ。ただ販売するのではなく、良きパートナーとして顧客に「暮らし」のあり方を提案している同社に迫った。
 
 
 

“気軽に入れる”不動産店に至るまで

 
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インタビュアー 城彰二(サッカー元日本代表)
城 御社は主に戸建住宅の売買を手がける不動産会社だとお聞きしました。店舗はまるでオシャレなカフェのような空間ですね。一般的な不動産店のイメージとは全然違います。
 
新井 従来の不動産店だと、表の窓ガラスに物件情報がぎっしりと貼り出され店内の様子を窺うこともままならない店舗も多いですよね。それだと威圧的になってしまい、お客様も入りにくいのではないかと考え、このスタイルにしたんです。
 
 1階から2階までがお店になるのでしょうか? 
 
新井 ええ、1階はiPadで気軽に物件を検索できるスペースにしていまして。お客様ご自身で、自由に物件情報へアクセスできる環境を整えています。2階は落ち着いて話ができる商談スペースとして設けていますよ。キッズスペースも用意しているので、ご家族で来られた場合、親御さんは住宅探しを、お子さんは隣で遊ばせておくということもできるんです。
 
 アットホームな空間ができあがっていますから、気兼ねなく利用できて良いですね。新井社長は、不動産業界一筋でいらっしゃるのですか?
 
新井 いいえ、もともとはホテルに勤めていました。いわゆる高級ホテルで、レベルの高い接客を求められていましたので、面白味や、やりがいを感じましたね。でも、自分と同年代くらいの著名人の方々が、それだけ高級なホテルに宿泊している様子を見て、ふと「私も、このホテルに宿泊できる人になりたい」と思ったんです。そこから、退職を決意。とは言え、動機が動機なので、次の仕事が決まっているわけでもありませんでした(笑)。