B+ 仕事を楽しむためのWebマガジン

経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

 
glay-s1top.jpg
インタビュアー 宮地真緒(女優)
宮地 テクノジャパンシステムズさんでは、天然石を使った床暖房パネルなどの製品を扱っているそうですね。どのような経緯で起業なさったのでしょうか。
 
大貝 実は私は建築士でもあり、起業したそもそもの目的は、地下に家庭用シェルターをつくることでした。1995年の阪神淡路大震災、2011年の東日本大震災で倒壊家屋を目の当たりにして、なぜ阪神淡路大震災の教訓が生かされていないのかと疑問を感じたことに端を発しています。
 
宮地 シェルター開発とは素晴らしいです。もしも当時、家庭にシェルターがあったら、助かった方はもっと多かったかもしれません。
 
大貝 少なくとも身を守れると思いますし、一緒にシェルターに入れば、家族が離れ離れになることはないでしょう。特に体力のないお年寄りは、避難所生活も厳しいですから。
 
宮地 同感です。私は阪神淡路大震災を経験し、東日本大震災では自分の無力さを思い知らされて防災士の資格を取りました。大貝社長のお話をうかがって、改めて個人個人が、自分の身を守ることの大切さを感じます。
 
大貝 防災士の資格を持っているなら、日ごろからその視点で暮らしてみるといいですね。危険に感じる建物や場所が見えてくるでしょう。
 
宮地 そうですよね。まずは状況を把握して、自分のできることを模索したいと思います。大貝社長が、シェルター実現に向けて歩を進めていらっしゃるので、私も頑張らなくちゃ!
 
glay-s1top.jpg
実装を目指す、地下シェルターの模型
大貝 地下のシェルターについては、日本の建築基準法は、木造、鉄筋コンクリート造、鉄骨造のいずれかでないと建築物の構造として認められていません。ですので、試行錯誤の結果、側面のプラスチックを二重にし、その間にコンクリートを流すことで、市の見解としては「広い意味でコンクリート造として考える」と。ただ、日本建築センターの構造の安全認証が必須条件になります。
 
宮地 それなら、建築基準法にのっとっていますね。
 
大貝 ただし、実用化するには試作品をつくり、さらに専門家による検証が必要。そのためには膨大な費用がかかるので、今は現実的ではないんですよ。
 
 
 
 

アーカイブ一覧

分野で選ぶ

バックナンバー

最新記事

話題の記事