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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

 
プロフィール 奈良県出身。17歳から建設現場でコンクリート作業をする仕事に就き、建設業の世界に入る。21歳の時、独立する先輩に誘われ、以降は右腕として全力で業務に従事する。その後、(株)大翔を設立し、基礎工事一筋で歩んでいた幼馴染と共に会社を軌道に乗せるべく奮闘。現在は生来の親分肌で若手スタッフを牽引し、年齢に関わらずスタッフの意見を採用するスタイルで、働きやすい職場環境をつくっている。
 
 
 
「砂上の楼閣」という言葉が表すように、建物において最も重要なのが、基礎部分である。その住宅の基礎工事をメインに、太陽光発電設備の設置工事など幅広く手がけている株式会社大翔。代表取締役の大久保和人氏は、仕事において大事な基礎の部分は「何をするかより、誰とするのか」という“人”の部分だと話す。若者を積極的に受け入れながら、楽しく働ける環境づくりに尽力している大久保社長に、その真意についてうかがった。
 
 
 

№2から経営者の道へ

 
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インタビュアー タージン(タレント)
タージン 住宅の基礎工事を中心に事業展開されている大翔さん。大久保社長はいつから建設業界に入られたのですか?
 
大久保 17歳からです。建設現場でコンクリートを吸い上げる作業の仕事に就き、資格を取ってからはコンクリートポンプ車の運転をしていました。右も左もわからなかった最初の頃は、親方や先輩に相当厳しく仕込まれましたね。学生時代に部活で柔道をしていたおかげで耐えられたのかなと思います(笑)。
 
タージン ひと昔前の武道・スポーツは根性論の世界でしたしね(笑)。やはり「いつか自分も親方に」という気持ちで歯を食いしばってこられたのでしょうか。
 
大久保 それが、途中まで独立志向は全くなかったんです。21歳の時に、ポンプ車の仕事で独立した先輩についていって以来、ずっと「自分以上のNo.2はいない」と思って働いていました。そんな中で初めて起業を意識したのは、先輩と仕事に対する方向性の違いが生じた時ですね。それで愛車を売却して事業資金をつくり、2010年に起業しました。
 
タージン ちなみに、前職の先輩とはその後どのようなご関係に?
 
大久保 ありがたいことに、基礎工事の際に来てもらう形で今も会社同士の付き合いがあり、とても良い関係を続けていますよ。