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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

 
プロフィール 長崎県出身。上京後、葬儀専門の生花店でのアルバイトが縁で葬儀会社に入社する。葬儀の料金体系など、業界の現状に疑問を感じながらも23年にわたり勤務し、副社長にも就任した。次第に利益第一に葬儀を執り行う業界への違和感が大きくなると共に、自分の理想とする葬儀を提案すべく独立を決意。2015年に(株)エムエスジーを設立し、「葬儀の正行」を立ち上げた。「正しいことを行う」をモットーに、心の込もった葬儀やアフターケアで遺族から好評を得ている。【ホームページ
 
 
 
東京都小平市の株式会社エムエスジー。2014年8月に開業し「葬儀の正行」の屋号で葬儀を手がける葬儀会社だ。代表取締役の松永定義氏は、20年以上にわたり葬儀に携わってきた業界のベテラン。心のケアを重視した葬儀をするため独立したと語る。「正しいことを行う」をモットーに、葬儀業界の透明化に挑む松永社長。最も大切にしているのは「遺族が後悔しない葬儀」を執り行うことだ。
 
 
 

お金だけを目的とした葬儀に疑問

 
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インタビュアー 杉田かおる(女優)
杉田 エムエスジーさんは「葬儀の正行」の屋号で葬儀を手がけていらっしゃるんですよね。私の母が余命わずかとも宣告されているので、今日は葬儀についていろいろとうかがいたいと思います。まずは、松永社長の歩みから教えていただけますか。
 
松永 私は生まれが長崎県なんですよ。上京し、葬儀専門の生花店でアルバイトをしているうち、ご縁があって葬儀会社に入社しました。当時はバブルの真っ最中。今のようにインターネットで葬儀のことがわかる世の中でもありませんでした。そのため、率直に言って葬儀の値段が不透明だったんです。若かったので、疑問を感じながらも「そういうものだ」と自分を納得させさながら、日々の営業に走り回りました。
 
杉田 そうした違和感が大きくなって、独立に至ったのでしょうか。
 
松永 そうですね。それに、利益重視で葬儀という仕事をする業界の現状に対する違和感も大きくなったんですよ。もちろん、葬儀も商いですから利益は出さなければなりません。ただ、どんなお客様でも高額な葬儀に誘導するのではなく、ご遺族の意向を受け、満足していただける葬儀が重要です。そのためにも経験を重ねたからこそできる創意工夫が大切だと思っております。前述の葬儀会社には20年以上勤め、最後は副社長になりました。でも、会社が大きくなるにつれ若い社員の教育や会社全体の運営などの仕事が増えていきます。すると葬儀の現場から離れていき、数字の追求が続いていく。そんな中で、自分のやりたいことがわかってきたような気がしますね。
 
 
 
 

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