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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

迅速丁寧でリーズナブル
製造機械の頼れる町医者

 

年齢に縛られず技術を発揮できる場を

 
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川﨑 独立なさって、仕事観に変化はありましたか?
 
柴﨑 自由に現場に出られるので、心が若返った気がします。私は死ぬまで現場で働きたいんですよ。田上の会社に、88歳で現役の旋盤職人さんがおられます。その方に「このネジつくれますか」と依頼すると、「おう」って二つ返事で、バーッとつくってくれて、「どうだい、俺のネジは」とおっしゃるんです。最高だなと思いますね。
 
川﨑 惚れ惚れしますね。芸能界は引退宣言しなければ、死ぬまで続けられます。たとえ動けなくなっても、人によってはそこにいるだけで作品に幅や深みが出るんですよ。それは、その人にしか出せない何かがあるからで、その点で、技術職と似ていると思いますね。職人さんも芸能人に負けず、個性派ぞろいでしょう?
 
田上 個性は強いですね(笑)。ただ、それぞれに強い分野がある分、それらを結集し、素早く正確な仕事をするのが重要です。いくら腕利きの人でも、1人で全部の仕事はまかなえませんからね。
 
柴﨑 自分の技術に絶対の自信はあるけど、決して独りよがりにならないのが技術職です。様々な技術をもった人たちが集まるからこそ、無茶な故障を直せたりします。
 
川﨑 お2人の関係も同じかもしれませんね。個々の能力が集団になることで、日本の物づくりを支える大きな価値を生んでいます。
 
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柴﨑 ありがとうございます。最近は、60歳を過ぎて会社に現役として在籍するのも難しくなりました。技術職は経験が物を言いますから、60歳なんてまだまだ隠居する年齢ではありません。そういった職人の受け口をつくることが、日本の製造業の活性化につながると思っています。
 
田上 現在のスタッフも、年齢に縛られず技術を発揮したいとの思いから入社しています。同じ考えを持つ職人が多いと思うので、その方たちを受け入れるためにも、まずは新社屋をつくるところから環境を整えていきたいです。そして将来的には、若手の育成も手がけていきたいですね。
 
川﨑 現在、新興国に押され気味な製造業を底上げすると同時に、将来の発展へ向けた布石も打っておくと。その先にどんな未来が待っているのか楽しみにしています! 
 
 
 
「仕事を楽しむ」とは‥
仕事を極めれば、自然に楽しいと思えるようになるはずです。技術のある人同士が切磋琢磨し、自己啓発している環境には楽しさがあり、さらにお客様に「ありがとう」と言われると、言葉にできない達成感があります。これは自分に自信を持ち、仕事を極めてこそ得られるものだと思います。
(柴﨑好文)
 
 :: 会社概要 :: 
   ■ 社名 株式会社GMS
 ■ 本社 〒355-0118 埼玉県比企郡吉見町大字下細谷104
 ■ 事業内容 機械の修理およびメンテナンス
 ■ 設立 平成25年11月
 ■ 従業員数 9名
 ■ ホームページ http://kab-gms.jp