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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

 
プロフィール 北海道出身。大学卒業後は、将来の起業を視野に入れつつ(株)リクルートホールディングスに入社。広告の営業職に就く。同期の誘いから入社半年で独立し、未経験ながら業務用野菜の卸売事業を立ち上げた。起業後1年は住む家もなく、苦労の日々。そんな中、着実に取引先を増やし、365日配送と全国統一価格を強みに業績を伸ばした。現在は若手スタッフの独立支援制度にも力を入れている。【ホームページ
 
 
 
家族経営の店から大手チェーン店まで、飲食店などに業務用野菜を届ける株式会社リンクモアの渡邊翼代表取締役は、大手企業を半年で退社し、経験ゼロのまま野菜卸業に参入した。現在、365日の配送と全国統一価格の実現で、野菜の流通に革命をもたらしつつある。スタッフの独立を支援するため驚くような制度を導入するなど、多彩なアイデアで事業を拡大し続けている渡邊社長。その経営哲学は、まさにプロ中のプロと言えるものであった。
 
 
 

シェアハウスを間借りして起業

 
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インタビュアー 城彰二(サッカー元日本代表)
 飲食店などに業務用野菜を販売する、野菜卸業のリンクモアさん。渡邊社長は2016年4月現在、29歳の若さだそうですね。まずは、起業までの歩みをお聞きしたいのですが。
 
渡邊 私は大学を卒業後、株式会社リクルートホールディングスに入社し、広告営業の仕事に就きました。リクルートを選んだのは起業家を多く輩出しているため。自分もいずれは独立するつもりだったので、そのステップになると考えたからです。その後、長野県の農家出身だった同期の友人に「飲食店に野菜を卸してみたらどうだ」と誘われたこともあり、入社半年で独立、起業しました。リクルートはフリーペーパーの広告で飲食店とのつながりも多かったので、そうした店を紹介してもらいながら事業を始めたんです。
 
 わずか入社半年で独立ですか! 順調な船出だったようですね。
 
渡邊 いや、とんでもありません。当社の野菜を購入された飲食店様には喜んでいただけたものの、何しろ取引先の数は微々たるものです。1年間は食べていけず、住む家もなかったんですよ(笑)。友人が借りていたシェアハウスに同居し、机を置かせてもらっていました。
 
 
 
 

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