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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

早くて丁寧な塗装が強み
小さな部品から玩具まで

 

毎日数千個の作業にも厳しい品質管理を徹底

 
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多く塗装を手がけているエアガン。質感がリアル!
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小さなサイズの玩具も細部まで丁寧に塗装されている
石黒 一口に塗装業といっても何を塗るかは千差万別なのでしょうね。御社の場合、どんなものが多いんですか?
 
小林 今メインで手がけているのは、いわゆるエアガンですね。
 
石黒 おもちゃといえども精巧なものですね。よく見ると複雑な形をしていて、こんなふうにムラなくキレイに塗るのは難しそうです。
 
小林 これは焼きつけ塗装といって、ただ色を塗っておしまいではなく、金属に塗装してから焼きつけることで塗膜が固くなり、爪で引っかいたぐらいでは傷つかないようになります。下塗り、上塗りを何度も繰り返すので厚みが出て・・・こちらの塗装前とはだいぶ違いますよね?
 
石黒 本当だ、持った時の質感が全然違う! ずっしりと重たいけど、先に触った完成品は金属じゃないと思っていました。冷たい感じがないから、プラスチックかなと。では、これをたくさん塗っていくんですね?
 
小林 はい、1日に1000個から2000個を毎日です。1つずつやっていたのでは追いつきませんから、ジグという専用の道具を使い、1回に18個をセットしてターンテーブルを回転させながら4方向からスプレーで吹きつけると、早く、均一に塗ることができます。
 
石黒 それだけ手数をかけて、1日1000個以上ですか! 先程の話じゃないですけど、よほど集中しないと間に合いませんね。品質で評価してもらうために、作業時に特に気を付けていることはありますか?
 
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小林 当たり前ですが、量産するからこそ、一つひとつの仕上がりを良くして、不良品を出さないことですね。工程の最後にスタッフが、ゴミが付着していないか、塗りが薄いところはないかを細かくチェックし、合格したものだけを出荷しています。
 
石黒 手作業で、しかもかなりの急ピッチで進めながら品質も安定させなくちゃいけないなんて、大変そう。
 
小林 人によっても塗り方に個性が出ますしね。品物とスプレーの距離が少し近かったり遠かったりするだけで結果は大違いです。今、弊社では3人で塗装しており、そのあたりもお互いに把握しながら、会社としての品質が一定水準になるよう努力しています。 
 
 
 
 

 


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