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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

 
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インタビュアー 畑山隆則(元ボクシング世界王者)
畑山 弁護士って優秀な方じゃないとなれないイメージです。宇治法律事務所を営む柏代表も、やはり昔から勉強ができたのでしょうね。学校は、どちらに?
 
柏 中学高校と兵庫県の灘校に通いました。受験勉強は小学4年生からみっちりしていましたね。受験勉強を始めたのは、4つ上の兄が勉強して、博識になっていく姿に憧れ、自分も勉強したくなったからです。
 
畑山 小学生の頃から自ら進んで勉強していたとは! 柏代表のお人柄が垣間見えるエピソードです。中学入学後も、その勢いで勉強にのめり込まれたのでしょうか。
 
柏 それが、一種の燃え尽き症候群のようになり、一時は勉強に身が入らなくなってしまったんです。そんな時に父からテニスを勧められ、始めてみると技術を日々積み重ねて磨いていく楽しみや、相手との駆け引きのおもしろさといった、テニスの魅力にのめりこんでしまって。新しい生きがいが見つかったような気がしました。高校3年の夏のインターハイまでテニスに打ち込み、朝練をする時には、毎朝6時前には家を出る生活でした。
 
畑山 インターハイに出場とはすごい! でも高3の夏まで部活をやっていたら、受験は大変だったのでは?
 
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柏 一気に気持ちを切り替えて猛勉強した甲斐あって、なんとか現役で京都大学に入学できました。大学では、またテニスに明け暮れましたけどね(笑)。
 
畑山 勉強もできてスポーツもできて、まさに文武両道じゃないですか! その後、司法試験に合格されてからはどのような歩みを?
 
柏 長崎で司法修習をした後、滋賀の事務所で3年半にわたり修業しました。そして2015年8月に独立し、ここ京都で宇治法律事務所を立ち上げたのです。
 
畑山 京都の中でも宇治に事務所を構えられたのには、何か訳があるんでしょうか。
 
柏 京都は弁護士の偏在が顕著で、京都にいる約700名の弁護士のうち、600人以上が京都市内に、それも多くは御所のあたりや四条烏丸などの中心街に事務所を構えておられます。いっぽう宇治市をはじめとする京都府南部には、20人余りしか弁護士がいません。そういった弁護士が足りていない地域で、皆様のお役に立ちたかったんです。