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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

 
プロフィール 青森県出身。高校時代、周囲の勧めで親戚が取締役を務める温泉旅館でアルバイトを始めたことから、飲食に興味を持つ。卒業後は大手外食企業で働き、接客について学ぶ。その後、食事の委託事業を手がける会社に入社し、委託現場で様々な経験を積んだ。2015年3月に(株)和楽家を設立し、高齢者向け給食施設受託管理サービスやクックチル厨房設計運営など、活動の幅を広げている。【ホームページ
 
 
 
高齢者施設などの食堂運営を受託する株式会社和楽家。代表取締役の安斎俊治氏は、同業の企業に22年間勤めた経験を元に独立。「材料費はどんどん使っていい」など、利益より利用者とのつながりを優先した経営で、多くの高齢者から支持を受けている。食中毒のリスクを減らす画期的な調理法「クックチル」の導入など、多彩なアイデアでおいしく、安全な料理を提供する安斎氏。その心中にあるのは社名と同じ「和」の心だった。
 
 
 

野菜たっぷり、健康志向の食事を提供

 
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インタビュアー 杉田かおる(女優)
杉田 高齢者施設などの食堂運営を受託されている和楽家さん。高齢者にとって、食事は薬と同じくらい大事なもの。しかも、毎日の暮らしの中で楽しみにしている時間の1つですよね。安斎社長が料理を提供するにあたって、心がけているのはどのような点でしょうか。
 
安斎 やはり「健康志向」ですね。体にいい食事の基本は野菜を摂取すること。野菜を食べると、体の中の悪いものをより多く吐き出してくれます。お年寄りに元気で長生きしていただくためにも、野菜たっぷりのお食事をご提供しています。
 
杉田 特に高齢者は、食事を変えるだけで体調が良くなったりするんですよね。実は私、野菜が嫌いだったんです。でも自分自身の体調や、持病を抱えた母のことを考えて生活を改めました。野菜の育て方を一から勉強し、自分の畑で取れた野菜を積極的に食べるようにしたんです。すると、一時は危篤状態になった母の具合もすっかり良くなり、今では普通の生活ができるようになりました。野菜を多く摂ったことが1つの要因だったと思っています。
 
安斎 それは素晴らしいですね!
 
杉田 人間の最大の喜びの1つは食べることなのだから、どうすればおいしい料理を楽しく食べてもらえるか、真剣に考えることが必要だと思っているんです。
 
安斎 見た目の美しさも大事ですよね。料理は口に入れる前に目で楽しんで、それから味を楽しむという順番になります。当社の料理も様々な工夫を凝らすことで、利用者の方々から喜びの声をいただくことができ、施設では笑顔が絶えません。自分たちのやっていることは間違っていないと感じる瞬間、この仕事を始めて良かったと心の底から思います。
 
杉田 スタッフの皆さんも嬉しいでしょうね! ところで、和楽家さんが提供している料理は、「クックチル」という特殊な製法でつくられているそうですね。これはどのような調理法なのでしょう。 
 
 
 
 

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