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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

食用バラ軸に6次産業化
ケーキで地域色を打ち出す

 

食用バラの6次産業化で地域にも還元を図る

 
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川村 それから修業を経て、やがてご自身で教室を主宰されるようにもなって、十分な経験を積まれたところでスイーツショップの開業へと至るわけですね。
 
望月(京) 地元の方たちに教えるいっぽうで、東京の有名な先生のところに10年程通って自分も勉強を続けました。ショップがスタートしてからは、ケーキや焼き菓子をこつこつつくる他に、政府の補助金で食用バラの自主生産と卸を始めたのが大きな転機でしたね。
 
望月(友) 2015年1月に法人化したのも、私たちのフラッグシップであるパティスリーましぇりの事業と、今後伸ばしてしていきたい食用バラの生産・卸事業に力を注ぐに当たって、事業体として確固とした体制を整えるためでした。これはいわゆる6次産業化を目指した補助事業で、最近も食のイベント用に食用バラの問い合わせを受けるなど、少しずつですが認知していただけるようになってきました。
 
川村 県花であるバラをそのような形で全国に広めていくことは、御社だけでなく地域全体への還元にもつながるという点で、大きな意義があると思います。
 
望月(友) そうなってくれたら言うことはありません。近年、地元の町も人口が減って、活気を失いつつあります。だから、自分たちで何かしなくちゃという思いで法人化にも踏み切りました。移転に際してリニューアルした焼き菓子の個包装袋や手提げの紙袋の製作にあたっても、印刷・成袋の手配は地元のパッケージ会社さんに依頼。地域として盛り上がっていけるようにと思いを込めたんです。
 
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望月(京)  当店は、「幸せづくりのお菓子屋さん」を標榜しています。私たちの仕事の醍醐味は、つくったお菓子を通じて、誰かの人生に少しだけ関われること。私たちが精魂込めてつくったケーキが誰かを喜ばせて、そのような瞬間がたくさん生まれていけば、お客様一人ひとりはもちろん、地域に対しても何かを果たしたことになる。そう願って、スタッフ一同これからもベストを尽くしていきたいと思います。
 
望月(友) 会社としては2020年までに、パティスリーましぇりの新店として、カフェ併設店舗展開を考えています。この他に、ましぇり事業とも絡めてIT化を図り、印刷物やイベント制作などのコンテンツクリエイション事業にも注力していきたいですね。
 
川村 これからも、おいしいケーキと焼き菓子で地域の皆さんを笑顔にしていってくださいね。応援してます! 
 
 
 
「仕事を楽しむ」とは‥
自分のつくったものでお客様の人生に関わることができ、喜んでいただける。だからこそ今ある自分のベストを尽くすことを大切にし、お菓子で幸せづくりができるのだと思います。
(望月京子)
 
 :: 会社概要 :: 
   ■ 社名 株式会社UMASO
 ■ 本社 〒317-0054茨城県日立市本宮町4-1-10
 ■ 事業内容 製菓製造販売/飲食店経営/Webサイトの企画・制作・運営/印刷物の企画・制作・販売
 ■ 設立 平成27年1月
 ■ 従業員数 20名
 ■ 主な取引先 イオンリテール株式会社/日本郵政株式会社 他
 ■ ホームページ http://umaso.co.jp
http://patisserie-ma-cherie.com