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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

食用バラ軸に6次産業化
ケーキで地域色を打ち出す

 

ママさん劇団で人を喜ばす達成感に目覚める

 
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望月社長のケーキづくりのルーツは幼稚園の行事にあり!?
望月(京) 実家のある静岡で学校の演劇部に入ったのが最初で、一時期は地元の劇団にも所属していました。結局、本格的なチャレンジは両親が許してくれなかったのですが、結婚してこの日立市で暮らすようになってから、子どもの通う幼稚園でママさんたちによるお芝居を上演する機会があったんです。
 
川村 ユニークな幼稚園ですね。夢への道が閉ざされたと思ったら、少し違った方向に別の道が開けたような、不思議な縁を感じます。
 
望月(京) 毎年のクリスマス会で子どもたちを喜ばせるために、そのママさん劇団が出し物を用意するんです。私は1年目は役者として出演し、2年目からは裏方にまわり、「ブレーメンの音楽隊」や「ピーターパン」をわかりやすい芝居に脚色しました。ピーターやウェンディにどうやって空を飛んでもらおうかなんて、考えるのが楽しかったです(笑)。
 
川村 つまり、望月社長が出演したり台本を書いたりした舞台を、幼稚園時代の友博さんはご覧になったわけですね?
 
望月(友) そうなりますね、うっすらと覚えています(笑)。
 
望月(京) 親が自分たちでつくって、子どもたちは本番の舞台はもちろん、つくっている過程もつぶさに見ている。そうやって親の姿を見ながら育っていくことがどんなに大事か、あの経験から学んだ気がしますね。同時に、誰かを喜ばせることの価値に目覚めたのも、あの日々がきっかけだったと思います。今こんな仕事をしているのも、自分の好きなことで人に喜んでもらいたい一心ですから。
 
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川村 その息子さんが、今こうして望月社長の右腕になっているんですものね。素敵です。
 
望月(京) それと、地元のコミュニティでそういった活動に本気で参加したことで、自分が住む町への愛着もさらに深まったかもしれません。初めてのお母さんの中にはクリスマス会の係を嫌がる人もいるので、やる気になってもらおうと必死でしたね。いざ本番を経験すると、皆さん楽しさに目覚めて「またやります」っておっしゃるんですけど(笑)。時には会議室でケンカになったこともありましたが、実はそのケンカ相手の中に、ケーキづくりのとても上手な方がいらしたんです。
 
川村 いよいよケーキの登場ですね!
 
望月(京) その方の腕前が、もうプロ並みでしてね。それで、負けたくない気持ちと、子ども時代からのあこがれも重なって、自分もやろうと思うようになりました。まずは仕事と勉強も兼ねて、ケーキショップにパートで勤めたのが始まりです。
 
 
 
 

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