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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

個に合わせた陶芸教室
趣味で生活を豊かに

 
 
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宮地さんオリジナルの作品が完成!
鶴田 では、親指を粘土の中心に当てて、ぎゅーっと穴を空けていきます。ドーナツ状になったところで、中に親指を入れてゆっくり横へずらすと広がっていきます。・・・そうです、逆に両手で包むようにすると縮みます・・・そうそう、いい感じですよ。
 
宮地 ありがとうございます。油断するとグシャッといきそうで恐いな・・・。恐いけど、楽しいかも。
 
鶴田 広げた部分がかなり薄くなっているので、ちょっとだけ手伝いますね。・・・はい、これで小鉢のようなものが1個できました。縁のゆがんでいるところは、キレイに直すこともできますし、このまま残してもいいと思いますけど、どうします?
 
宮地 このままにします。おかげで、どうにか器らしくなりました! 土が軟らかいから手先の力を加減するのに苦労しますけど、やり出すと夢中になりますね。もっとつくりたくなります。
 
鶴田 そう言っていただけると嬉しいです。では、後でもうちょっと大きいものに挑戦しましょうか。
 
 

意見はまっすぐ伝える。楽しみ方はそれぞれ

 
宮地 普段はたくさんの方たちを指導されている鶴田代表に、つきっきりで手ほどきしていただけるなんて、役得でした(笑)。陶芸教室で教える際に、いつも気をつけていることってありますか?
 
鶴田 生徒さん第一主義ということです。僕がしていることは接客業またはサービス業だと思っているので、その日集まった皆さん一人ひとりと、必ず会話を交わすようにしていますし、声をかけられたら、何か作業をしている最中でも中断してすぐに向かいます。割と普通のことかもしれませんけども。
 
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宮地 いえ、それはありがたいですよ。慣れた生徒さんなら自分でどんどん進められるんでしょうけど、さっきの私みたいに何もわからなくてキョロキョロしている時に放っておかれたら、不安でしょうからね。特に初心者にとっては、これでいいのか悪いのかを言ってもらえるとやりやすいと思います。
 
鶴田 つくっている作品に対して良い悪いという点では心がけていることがあって、お世辞を言わないようにしています。心にもなく「上手ですね」なんて言っても結局はバレてしまいますからね。教える立場として、まだ完成品とするには見た目が重たく感じられるとか、形が良くないとか感じたら、そのような評価は伝えますが、考えを押し付けるようなことは決してしません。「僕が伝えたこと通りにしなくても構わないですよ」とあらかじめ言ってあります。
 
宮地 アドバイスをどう受け止めるかは、生徒さん次第ということですね。
 
鶴田 はい、良い表現ではないかもしれませんが、陶芸はある意味、自己満足の世界でもあると思うのです。自分で作品を良いと思ったらそれが正解なんですよ。