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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

 
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インタビュアー 山川恵里佳(タレント)
山川 本日はケーキショップ、マッターホーンさんにお邪魔しています。さっき売り場を覗いたところ、お客さんがたくさんいて驚きました。
 
金子 祖父が設立してから私で3代目になりますが、長い間地域に根ざした運営をしているので、ありがたいことに、皆さんよく来てくださるんです。
 
山川 地元の方々に愛されているお店なんですね。具体的にはどのような運営を?
 
金子 店舗を増やさずに、1店舗のみで運営しています。当店は工場と店舗が直結しているので、できたてのケーキやお菓子を店頭に並べることができるんです。多店舗展開や、デパートへの出展のお誘いもあるのですが、鮮度を売りにしているので遠慮しています。それに、ここでしか買えないという価値も出てきますので、お土産にも喜んでいただけるんですよ。
 
山川 確かに、地元でしか買えないお菓子をいただけたら嬉しいです。私は岩手県の出身なんですが、デパートの物産展で岩手の特産品が売っていると、嬉しい反面、お土産には買えなくなったなぁと感じるんですよ。
 
金子 地元の方は寂しく感じるんですよね。マッターホーンでは、そういったお声を大切にしているんです。それに、デパートなどに出展すると、どうしても値段が上がってしまいますから。おいしいものを安く提供したいので、ここでしか売らないようにしているんです。
 
山川 地域の方々を本当に大切にされているのが伝わってきます。
 
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金子 お客様が来てくださるから、お店をやっていけるわけですしね。工場のスタッフには、「君たちは1日に1000枚クッキーをつくるのだとしても、その1枚1枚を食べるのは1人のお客様なのだから、心を込めて丁寧につくるように」と言い聞かせています。
 
山川 大量につくっていると、なあなあになってしまうことがありますもんね。長年お店が続いているということは、代々スタッフに対する教育が行き届いているのでしょう。
 
金子 ありがとうございます。スタッフには常にいいパフォーマンスをしてもらうために、休みをきちんと取ってもらうよう心がけているんです。パティシエ業界では、朝が早くて夜は遅い、給料も安いし仕事は辛いという労働環境が多いんですよ。しかし、みんな一生懸命働いてくれているんだから、大手企業並みの給料体制をつくって、有給もしっかり使ってもらおうと思いましてね。 
 
 
 
 

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