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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

 
プロフィール 東京都出身。父親が1973年に運送業を興し、必死に働く姿を見て育つ。少年時代に馬が好きだったこともあり、動物飼育の専門学校を卒業後、牧場に就職。その後、安定した生活を求めて一度は父親の会社を手伝うも離職し、ペット関連商社を経て建具業で経験を積んでいた。そうした中で父親から再び声をかけられ、すでに法人化されていた(株)大松運輸を継ぐことに。先代の経営手法を踏襲しつつ新たなサービスを構築するなど、着実に事業を拡大し続けている。【ホームページ
 
 
 
厳しい労働環境などが影響し、運送業界で問題化しているのがドライバー不足だ。そんな中、株式会社大松運輸には、約70名のドライバーが在籍している。同社は目的地に商品を運ぶだけでなく、現場での荷下ろしなど搬入作業も実施。そのため、ドライバーは時に重労働も強いられるが、それでも定着率は高く、そのことが業績アップの下支えとなっている。創業から40年以上にわたる歴史の中で、変わらず受け継がれてきたものとは──その秘密に迫る。
 
 
 

牧場での仕事に憧れた少年時代

 
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インタビュアー 城彰二(サッカー元日本代表)
 大松運輸は40年以上続く運送会社で、仲松社長は2代目だそうですね。創業者はどんな方だったんですか。
 
仲松 私の父です。もともと両親は沖縄の宮古島出身で、父は宮古島で警察官を務めていたのですが、弁護士を目指して上京してきたと聞いています。しかし、母が私を身籠もったことにより、いつまでも夢を追いかけていられないと断念したのでしょう。私が生まれた1973年に、トラック1台で運送業を始めたのです。
 
 すると仲松社長と会社は歳が同じなんですね。つまり、仲松社長ご自身はこの界隈で生まれ育ったというわけだ。
 
仲松 そうです。東京生まれ、横浜育ちですね。ただ、宮古島を訪ねる機会は多くて、そちらで農耕馬に乗せてもらった体験から馬や自然が好きになり、将来は牧場で働きたいという夢を持っていました。
 
 大自然の中でのんびりと仕事ができそうだもんなぁ・・・。僕も憧れます。
 
仲松 ところが、動物飼育の専門学校を卒業して実際に牧場へ就職してみたらとても過酷な仕事で、休みもほとんど取れません。得られる収入もわずかで、結婚を考えていた当時の私は退職を選ばざるを得ませんでした。 
 
 
 
 

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