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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

老舗バイク店の信頼と
ITの融合で新時代築く

 

「したいこと」のためにまず「すべきこと」

 
水野 そうすると現在は、バイク店と映像制作の仕事を兼業していらっしゃるわけですよね。スケジュールを調整するのも大変だと思いますが、どちらかに絞ろうとは考えなかったのですか。
 
田宮 確かに大変ですが、「どっちを取るか」ではなく「どっちも取るにはどうしたらいいか」と考えたんです。2つのことを同時進行で追い求めるのは非常に難しいことなのですが、その時の優先順位をしっかり持ち、自分に負けない信念を持てば、目標は達成できると信じるようにしました。また、動画の利点は様々な業種にも当てはめることができます。例えば、バイクをインターネットで販売するのに、静止画像よりもエンジン音が聴ける動画のほうが魅力は伝わりやすいですよね。
 
水野 なるほど。魅力的な映像をつくれば、お客様の心もつかめると思います。御社のホームページの宣伝動画が素敵なのは、映像制作のノウハウが活きているんですね。
 
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田宮 はい。ただし、動画をつくるといった、やりたいことをやるためには、やらなければならないことを優先的に行わなければなりません。例えば、このバイク店を継いだ時、ショールームと工場の距離が離れているために相互に情報共有ができていませんでした。そのためにスケジュールにロスが生じ、顧客情報が有効に活用できないといった問題が見受けられたのです。それを解決するために社内をシステム化、データベース化することが経営者として優先すべきことと考え、まさに取り組んでいる最中です。
 
水野 私もしたいこと、すべきこと、したほうがよいこと、しなくていいことなど、予定や行動を細かく分類することにしています。そうしなければ、やりたいことばかりに目が向いてしまうし、すべきことをしなかったら、やりたいことも実現できないと思うからです。
 
田宮 同感ですね。お話ししたように、当社にはもともと、技術力や情報収集力に優れたスタッフがおります。そこへ無駄を省き、顧客満足度を満たすことのできるシステムを導入すれば、もっといい会社になると思うのです。そのためにクラウド型の社内管理システムを導入し、入出庫管理を徹底したり、お客様カルテを用意して問い合わせやメンテナンスの依頼に細かく対応したりといった仕組みをつくり始めました。
 
水野 既存のポテンシャルを、より発揮できるような環境を整えようと。
 
田宮 はい。最終的にお客様に対して親身な対応をして信頼関係を築くのはスタッフの人間性ですが、システム化によってより大きな付加価値が生まれると考えています。
 
水野 兼業は大変かと思いますが、両社のノウハウを活かして、さらに事業を発展させていくださいね。期待しています! 
 
 
 
「仕事を楽しむ」とは‥
自分の限界を決めず、挑戦する勇気を忘れずに毎日を真剣に取り組むことです。それによって生まれる成功や失敗を通し、自分の成長を感じることで、いつの間にか楽しく仕事ができているのではないかと思います。多くの失敗を経験している人ほど、人間的にも成長し、打たれ強くなりますよね。
(田宮清孝)
 
 :: 会社概要 :: 
   ■ 社名 株式会社タミヤ
 ■ 本社 〒130-0026 東京都墨田区両国2-17-16
 ■ 事業内容 オートバイの販売・カスタム・修理・車検
 ■ 創業 昭和59年5月
 ■ ホームページ http://luckywing.com
http://relationfilm.com (リレイション)
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